7話 セバスとのお話
投稿遅れてゴメンナサイ。m(_ _;)m
今日は俺の5歳の誕生日パーティーがあるから、特に授業などは無い。
今は紅茶を飲みながら『何故セバスはあの時処刑台の上にいたのだろうか?』という答えのでない問について考えている。
あの映像からすると、ヴィンランド王国は【悪魔人】の対処のためにフォルセナ帝国の属国になったようだ。
多分5年も経ってないから、まだ5歳になってない俺の次の【制裁】の力を持つ者は誰か分かってない。
・・そういえばいつでも前向きだったセバスの目は死んだように虚ろな感じだった。
あと、あの処刑台でのセバスの服見覚えがあったような...。
夢での事をよく思い出そうと考えると何故かセバスの服装が思い出せなくなってきた。
何だろう...後少しでなにかが分かりそうなのに大事な何かが思い出せない...。
そんな感じで悩んでると肩を叩かれる。
はっとして振り向くとセバスがいた。
「ど、どうした?」
「いえ、5回呼んでも返事が無かったので。どうかされました?」
「いや何でもない。」
「倒れられてから少し変ですよ?根本の所は変わってないけれど、雰囲気が少し変わりましたよね。」
・・そんなに変わったか?
と思いながら来た用件を訊く。
「で、セバス、何の用だ?」
「あ、はい。本日のパーティーで婚約者候補や友人候補を探しておけとの事です。」
「・・」
コンヤクシャ??
なにそれ??
美味しいの??
そんな事きいてない!!
婚約者って作らなくちゃ駄目なのか...。
・・世継ぎとかはアランに任せてもよくない??
友人候補?
そんな時間無いでしょ...。
まあ有力貴族達との繋がりは大事だしなぁ。
それに貴族とかだったら家を継がない次男とか三男で優秀な人材がいたら確保してもいいしな。
婚約者に関しては隣国や国内の様子を見てからの方が良いかな。
どの貴族がどの派閥かなんてまだ分かってないし。
何か色々面倒だなぁ〜。
横に立ってるセバスを見る。
そういえばセバスって婚約者いるのかな?
背が高くて黒髪に切れ長の目、絶対モテるだろう。
「セバスには婚約者はいるのか?」
「いいえ、いません。」
「えっ?何で?」
「私は一生殿下に仕える所存です。」
「別に婚約者位作っていいし結婚だって。」
「・・・」
そう言ったら何故か物凄く悲しそうな目で見てきた。
婚約者は当然いるのだろうと思ってたが...。
っていうか俺なんかのためにセバスの一生を縛ってると思うと少し申し訳ない...。
・・セバスが一生俺に仕えると言うのだから俺はセバスに仕えていて良かったと思って貰えるような主に、いや国王にならないといけない...。
・・今後国王になるのなら自分に忠誠を誓った者達にも信頼して貰えるような国王にならないと...。
色々やることが多いなぁ〜。
と思ったがパーティーの時間までのんびりセバスと話して過ごした。
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