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王太子レオナルドのやり直し〜死に戻ったようなので今日からは全力で責務を果たそうと思います〜  作者: 智怜
1章 ここで人生の幕を下ろした・・はずだったのに!?
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5話 食事会での重大発表

毎回投稿が遅くてゴメンナサイ。(๑ ⁼̴̥̥̀ᐜ⁼̴̥̥́๑)


セバスに案内され部屋の前につく。


ここに来るのは本当に久しぶりだな。


死に戻る前だったら、最後に一緒に食べたのは父親が死んで国王となる16歳の時だし。


今の自分だったら約5ヶ月振りか...。


セバスが心配そうな目でこっちを見ながら言う。


「私はここで待機しておりますので、行ってらっしゃいませ。」


俺はただ頷く。


マナーに関しては国王として即位することになった時嫌々だったがアリアに泣きながら言われてマスターしたんだった。


あの厳しいアリアにOKを貰った位だし大丈夫だろう。


そして部屋に向かってはっきりした声で話す。


「失礼します。ただいま参りました、レオナルドです。」


すると中から威厳のある力強い声が聞こえる。

「入れ。」


セバスが扉をひらいてくれたので中に入る。


そして後ろで扉が閉じられたのを感じたら跪く。


そして微動もせず、言葉がかかるのを待つ。


(おもて)をあげよ。」


一回目では上げては駄目で、二回目に言われた後に頭を上げる。


だからまだこの状態をキープしないと。


(おもて)をあげよ。」


ここはその後立って一礼する。


そしてここで相手を褒める言葉を必ず入れて挨拶をする。


最初の挨拶は相手からの許しがあるまで自分より上の立場の人だったらその人の位や立場、役職に敬称をつけて呼び、貴族同士では名字に貴族位と敬称をつける。


まあ王子なら、貴族を呼ぶ際名字に敬称をつけるだけでいい。


(不愉快に思ってたりしたら呼び捨てにすることもある。)


国王は他国の王以外殆ど呼び捨てだ。



ってそれより何か褒める言葉考えないと...。


あ、確かこの時期、騎士たちの士気を上げるための新しい制度を作ったんだっけ!


だから普段より鍛錬場で鍛錬している騎士が多かったようだし...。


(更に改善できる所もあるだろうけど。)


・・死に戻る前本沢山読んでて良かった。


その事を頭で数秒で処理して話す。


「お久し振りです国王陛下。おかわりのない様子で安心いたしました。この前の騎士達の士気を上げるための政策感服いたしました。鍛錬場では騎士達の士気も上がってるようで何よりです。」


父上の反応を伺う。

・・やっぱり何を考えているのか分からない。


そしてここでガレーナ様から挨拶される。


「お久し振りです、レオナルド殿下。マナーも所作も完璧で驚きましたわ。」


ん?


それって暗に嫌味言ってない?


マナーも所作も完璧で驚く(おどろく)?・・挨拶の際に使っていい言葉ではないだろう。


それに側妃よりも第一王子の方が立場上何だが。


こういう際は相手が嫌味を言っている事が分かってると暗に言いながらも自分は礼儀を欠かない様にする。


(まあ、こういう場合は嫌味で返しても良いんだが。)


「ありがとうございます、ガレーナ様。まだまだ未熟なので、挨拶の言葉など今後のために勉強させて頂きます。」


ガレーナ様の表情が微かに引きつっている。


そこは放っておいて父上の声を待つ。


「席について良い。」


「ありがとうございます。」


そして下げられた椅子に座る。


「レオナルド、この晩餐の間は楽にして良い。話したいこともあるからな。」


「はい、()()。」


そして料理が運ばれてくる。


ガレーナ様のお茶会での話などに適当に相槌を打ちながら黙々と料理を食べ進める。


そしてガレーナ様の話に区切りがついた所で父上が話し出す。


「レオナルド、今日はお前に報告したいことがある。」


弟の事か...。


「何でしょう?」


「お前の弟が生まれた。名はアランと名付ける事にする。・・・そしてこの話は前々から宰相のエリオスと話していた事なんだが、今日発表する。ガレーナ、お前も聞いておけ。レオナルドを正式にこの国の王太子とする。少々迷っていたが今日の態度を見て決めた。明日のお前の5歳の誕生日パーティーで発表する。」


えっ?


確か死に戻る前は王太子を指名する前に父上が亡くなって、第一王子の自分が国王になっただけだった

が...。


早く返事しないと。


「・・わかりました。」


だが、そこでガレーナ様が声を上げた。


「アランが生まれたんですよ?アランが国王になるかもしれないの...」


「ガレーナ。お前の発言は少々度が過ぎる。私の言葉が聞こえなかったのか?それに挨拶の時から思っておったがレオナルドに対して礼を欠いてるように見えるのだが。」


「・・っ。申し訳ありません。」



そして、弟の誕生と自分の王太子の指名という多くの重大発表を終えて父上とガレーナ様との食事は終わった。


何故自分が王太子なのかは少し疑問だったが...。









もし「面白い!」と思ってくださったら☆☆☆☆☆を★★★★★に変えてください!!!(❁´ω`❁)


文章が下手だったり、つまらなかったりしたら☆☆☆☆☆を★☆☆☆☆、続きが気になると思ってくださったら★★☆☆☆だったり、ぜひ評価お願いします!!ฅ^•ﻌ•^ฅ


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