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第二百八十八走 ガバ勢と虚ろなるRTA

「少しは理解できたかな? この通りの恐怖を」

「な、なかなかガチだってのはわかったよ。でもアレだろ? さっきのが一番やべーところで、他はまあまあ普通なんだろ?」

「まだ懲りぬか。さすがは“悪路走り”。先ほどのような単なる高難易度のクソコースでは動じないな。では、こちらも本気を出そう」


 ルーキと虚無走が次に足を止めたのは、何やらビビッドな色使いの看板が出ている飯屋だった。


「お、昼飯かあ。ちょうど腹減ってたんだ」


 看板の派手さ以外、気になるところもない。気楽に言いつつ、引き戸を開けて中に入る。

 店内はコの字にカウンター席が置かれ、中央に店員、その奥が厨房のようだ。大雑把な作りではあるが、普段は屋台で済ませているルーキにとってはこれでも立派な店構えに見える。


「さてメニューは……」


 ひとまず食事ということで、席に着き、心をときめかせながらメニューを開く。


 RTA心得一つ。

 食事と水分補給はチャートの一つと知れ。

 空腹や水分不足は体力を低下させ、判断を鈍らせる。そして何人たりとも、自分の中からエネルギーを生成することはできない。いかに時間がなかろうと必ず補給するべし。できないのなら、それはチャートが悪い。


 食事は、走者にとってもっとも重要で、もっとも楽しみな時間の一つなのだ。

 しかし、メニューを見てルーキの笑顔は瞬時に色褪せた。

 白米、プチトマト、チーズかまぼこ、あんころ餅、チョコクッキー、唐揚げ。


「……虚無走さん」

「何か用かな?」

「なんかすげー偏りがあるっていうか……なに、この……何屋さんなんだここ?」

「当然、RTAの訓練施設だ。まずは白米を頼むがよかろう」

「そうなの? じゃあ、まあ……すんませーん」


 ルーキがカウンター中央にいる店員を呼ぶと、彼は少し気難しそうな顔で、


「すいませんお客さん。注文はロットごとに取りますんで」

「え、どういうこと?」


 首を傾げると、虚無走が籠の中から静かに笑い、


「途中参加は認められないということだ。あれを見られよ」


 声に示された方へと目をやると、向かい側のカウンターに客たちがずらりと並んでいる。

 彼らの前に着丼しているのは白米、それのみだ。食事というにはあまりに質素。しかし、それとは何の関係もなしに、彼らの眼差しには異様な緊張感がみなぎっている。


「セット」


 カウンターの店員がタイマーを片手につぶやくと、客は一斉に何かを構えた。


(何だ? もしかして早食い勝負でもしようってのか?)


 が、違った。彼らが取り出したのは箸やスプーンといった食器ではなく。

 容器に入ったマヨネーズ。


「GO!」

『はあああああッ!!』


 スタートの合図と共に彼らが始めたことは、白米に猛然とマヨネーズをぶっかけることだった。


「な、何やってんだあの人たち……!」

「ルート5・42。通称〈マヨネーズピーク〉と呼ばれるRTAの猛者たちだ」

「え!? あれの何がRTAなんだ!?」

「見ていればわかる」


 数秒後、容器に入っていたすべてのマヨネーズを白米の上に出し切った一人目が、「オラァ!」と猛々しく拳を掲げた。


「くっ、さすがに早い……!」

「まだ勝てない……」


 他の客たちは悔しそうに言うが、彼らも一人目の直後にマヨネーを使い切っており、その差は一秒もない。

 ルーキは考え、考え、そして白目になりながらたどり着いた答えを口にする。


「……つまり、マヨネーズを全部ご飯にのっけたら勝ちってこと?」

「うむ。だが、これはまだ準備運動にすぎない。本当の戦いは、戦闘用の明太マヨネーズから始まる」

「戦闘用のマヨネーズって何だよ……」


 客たちの前には新たなマヨネーズ――虚無走が言った通りなら、明太マヨネーズが配布された。武器が手に入ったところで、改めて白米も並べられる。


「セット……GO!」


 第二ラウンド開始の合図と共に再びマヨの一斉投下が始まる。参加者全員、先ほどよりもさらに気迫に満ちている。さらに――。


「山が……四つ?」

「気づいたか。さすがは抜け目ないレイ一門よ」


 さっきは大盛りご飯の中央にもりもりとマヨネーズの山を築くだけだったが、今回は、丼の手前、奥、右、左の四か所に小さな山を盛っていく。


「“マヨネー四分の一回転”。これが一秒あたりのマヨ量(〔my/s〕)と、マヨ速度の変化量(〔my/s2〕)を計算した際にもっとも速度が出ると計算された動き。旧式である一回転――とぐろスタイルにくらべ、この四ピーク式は理論値で三秒の更新を可能とする。おっと、言い忘れていたがマヨが丼からはみ出ると失格となる。マヨごとの粘度を考慮し、丼からこぼれさせずにマウントしようとすると、明太マヨネーズ以降では必ず盛るポイントを分散させなければならない。だが、マヨ口を動かすとマヨ量も瞬間的に低下するため、もっとも動かさず、そして動かすならもっとも素早くやらなければならないのがこのRTAところだ」

「ごめん、聞こえてるんだけど何て?」


 ものすごい早口で言ってくる虚無走にルーキが聞き返している間にも、マヨネー盛り勝負は続き、


「しゃあっ!」

「また負けた!」

「なぜ追いつけないんだ……!」


 やがてさっき一位だった客が再び勝利する。

 他の走者からの反応を見ても、どうやら彼がここでのトップランナーのようだ。


 それから、彼は得物を有精卵マヨネーズ、甘口マヨネーズ、わさびマヨネーズに代えても勝利し続けた。ちなみに、順を追うごとにマヨネーズの位置を動かす手が早くなっていき、最後のわさびマヨネーズの段階では完全にぐるぐる回すだけになっていたが、そんなことはどうでもいい。どうもいいのだ……。


「ムフフ……この調子で本走もいただきだな」

「なにっ」

「本番では絶対負けないからな。覚えてろよ!」


 何か(多分訓練)を終えた客たちは、ひとしきり結果について語り合い、その後、自分たちがもりもり好き放題盛ったマヨネーズの山を一つずつ片づけ始めた。

 無論、食べて、である。


 言うまでもないことだが、マヨネーズの下は白米のみ。それも結構な量がある。

 マヨネーズ好きなのだろうが、丼五杯withマヨネーズを食べ終わる頃には、目から光を消し去り、虚脱の表情を浮かべただけの走者がいた。


 苦しげに息をつきながら、彼らは出ていった。

 見送った虚無走が無責任なナレーションを口ずさむ。


「ただただ白米にマヨネーズを積む。何が彼らをあそこまで駆り立てるのか……」

「いや本当に謎だよ! あれが!? 開拓地を救うのか!? マジに!? どんな魔王に攻め込まれたらああいう勝負が必要になるんだ!?」

「納得いかぬかな?」

「果てしなく疑問だわ! だって、何、あの……何!?」


 ルーキがわめいていると、カウンター中央にいる店員がタイムウォッチを片手に笑顔で振り返った。


「それでお客さん。ご注文は?」


 ※


 辞退するしかなかった。

 参加前に敗走など走者としてどうかと思ったが、マヨネーズをかけただけの丼など二杯と食べきれない。食べ物で遊んではいけないという名台詞を知らないのかよ。


 だがそれ以前に……何というか、あのRTAは猛烈に……。


(むな)しいだろう」

「おいばかやめろ!」


 虚無走からの一言に図星を指され、ルーキは慌てて否定した。


「一時疑ったけどさ! あれだって立派なRTAなんだよ! あんなのだって……いや失礼、ああいうRTAだってどっかの開拓地を救ってるんだ。人々の笑顔が取り戻せるんだ、それで上等だろ!」

「だがご飯にマヨネーをかけるだけなら走者じゃなくてもできるしー。何であの人たちあんなに急いでるの? ていうかあの技術、他に何に使うの?」

「やめろォ! 一秒でも早く世界が救われたら嬉しいだろ! そういう……そういうことなんだよ……多分!!」

「強情だな。まあ拙僧はわりと好きだがな。やるのも見るのも」

「えぇ……」


 普通に引いた目を向けると、虚無走は話に一区切りつけるかのように、錫杖の輪をしゃらんと鳴らした。


「だが、あの深い虚無を見てもまだ怖気づかぬとなると、こちらもそろそろ奥の手を見せねばならぬな」

「お、脅かすなよ。あれ以上ヤバいRTAなんてあるわけないだろ……」

「時にそなた、人前で話をするのは得意かな?」

「それは……ウソでも得意と言わないとダメだろうな」


 ここでルーキは気を取り直し、不敵に笑った。


 完走した感想は一門の特権。大勢の前でRTAの全景をリアルに楽しく物語ることこそ、ガバ勢の晴れ舞台と言っていい。

 それにはまず、人前でしっかり話せないとダメだ。だがそれは、いい声だとか、滑舌がよくないとダメとか、そういうことではない。言いたいこと、伝えたいことをちゃんと言葉にする、そういう心構えが大切ということだ。


「それはよかった。これは少々喉を使うRTAなのでな」

「へへ、それは楽しみだ」


 挑戦ではなく普通に期待しながらルーキが進んだ先に現れたのは、これまでで一番奇妙な店だった。


「何だここ……?」


 外見はこれといって特徴もない民家。店に入っても、受付のカウンター以外は仕切りのない大部屋が広がるばかりだ。何かの運動場――ではなさそうだ。床には一定間隔で座布団が並べられ、その横に小さな太鼓のようなものが添えられている。


「受付嬢殿、お客をおつれした」

「あら虚無走さん。ご苦労様。お礼に今夜のおかずに唐揚げをつけるわ」

「やったでござる」


 カウンターにいる受付嬢と虚無走の会話を聞き、ルーキは、「ここは?」と首を突っ込んだ。


「ここは四仮八(しかばち)。ルート55・14の訓練所よ」


 聞いたことのないルートだった。もっとも、ここに来てから知らない開拓地の訓練所ばかり連れまわされているが。


「何をするところなんですか」

「それは拙僧から説明いたそう。受付嬢殿、ナスの漬物を追加で」

「うーん。許す」

「うほほ、今夜はご馳走でござる」

「ああ、なるほど……あんたこの店で働いてるのか」


 籠の「四」、箱に書かれた「(仮)」、店の名前と同じだ。つまりはこの店の宣伝のためにサンドイッチマンもどきをやっていたということ。だが旅の走者なのは本当だろう。単なる店員にしては、纏う空気に野性あじが強すぎる。さっきの会話内容からして、旅の仮宿として住まわせてもらっていると考えるのが妥当か。


「さて、レイ一門殿。ルート55・14は、さる東方の呪いを鎮めるためのRTAでな」

「えっ……結構本格的じゃないか。あれだろ、妖刀とかだよな?」


 今までとは異なる、ガチな冷気を漂わせる説明に、ルーキは思わず姿勢を正した。


「ほう。若いわりによく勉強しておる。実際には、実体を持たぬ呪気の膨張、つまり鬼の氾濫なのだが、細かいことはさておき、この鎮撫のために必要なのは怪談でな」

「怪談……? 何で?」

「彼らの世界の物語だからだ。それを聞きに鬼が集まり、聞き入るあまりに暴れることを忘れ、やがて満足して解散する。そういう流れになっている」

「へえ……。そういうRTAもあるのか。何かすごいな」


 話術で鬼を払い、RTAを修める。非戦闘型の決着としてはひどく正統派に感じられた。


「昔は法師が琵琶を鳴らして鬼たちを慰めたものだが、あの小太鼓でも代用がきくようになってな。以降、爆発的に担い手が増えた。拙僧としては大変助かっている」


 籠の穴から微笑を含んだ声が漏れてくる。

 この人、その鬼を鎮めるための僧侶なのかもしれないな、とルーキは思った。サグルマ兄貴あたりに聞いたら、詳しく教えてもらえるかもしれない。


「つまり、鬼相手に一席ぶてってことか。面白そう」

「その意気だ。では早速代金を……」

「あ、はいはい……」


 少額を払って店に上がらせてもらう。〈栄歌の森〉もそうだったが、基本的にどこも安い。気軽に何度も利用してもらうためだろう。金持ちの走者など一握りしかいない。


「他に客もいないので、拙僧がいんすとらくたあを務めよう」

「オナシャス! センセンシャウー!」


 ルーキと拙僧は並んでそれぞれの座布団の上に座った。


「まずこのように太鼓を鳴らすのだ」


 デンデンデンデンデン……。

 難しいリズムではないが、少し長めだ。ルーキも真似をして太鼓を叩く。


「そして、手元の台本に書かれている内容を読む」


 簡素な装丁の台本には『ヒバゴン』とある。ページを開き、目についた文字列を躊躇なく読み上げた。


「コッ、エー、ボクノ…………完」

「以上でござる」

「は?」

「お見事でござった」

「おいィィィィィィィイイイイイ!!」


 ルーキは思わず座布団を吹っ飛ばして立ち上がった、が、


「待て待て待て。言いたいことはよくわかる。もちろんこれだけでは終わらぬ」

「な、何だ、ちゃんと続きがあるのか。脅かさないでくれよ……」


 咳払いしつつ、座布団を元の位置に戻して座り直す。


「『ヒバゴン』の、…………完、まで行ったら再び太鼓を叩くのだ」

「オーケー」


 デンデンデンデンデン……。


「そして本文を読む」

「コッ、エー、ボクノ…………完」

「以上でござる」

「あのさぁ!」

「終わったらまた太鼓を叩く」

「えっ、ええ……?」


 デンデンデンデンデン……。


「読む」

「コッ、エー、ボクノ…………完」

「それを丸二日、四十八時間繰り返す」

「よっ……四十八時間だとおおお!? デンデンデンデンデン……コッ、エー、ボクノ…………完を!?」


 虚無走はうなずきかけるも、不意に手をかざし、


「あいや、語弊があった。四十八時間休みなしでということではない。合計でだ。休憩や間食は挟んでよい。さすがにもたぬ。ただし鬼が離れてしまったら最初からやり直しになるので、そこだけは注意されよ」


 脳を半球睡眠させ、数日間ぶっ続けで動き続ける奇人も〈ダークエレメント〉にいるにはいるが、ルーキは黙っておいた。今は関係ないし、あれと同じにされてはたまらない。


「ん……? ちょっと待ってくれ。合計って言ったか?」

「気づいたか。デンデンデンデンデン……コッ、エー、ボクノ…………完、をもっとも疲れない速度で行った場合の所要時間が約18秒だから、9600回ほど繰り返せばいいということになる」

「14万!?」

「9600だと言ってるだろ」


 9600……! 口で言うのはたやすいが、それだけの回数何かをしなければいけないというのは想像を絶する。


「そ、そんなに『ヒバゴン』を繰り返さないといけないのか!? あれだけを!? そもそも何なのあれ!? 全然意味わかんねえ! 何かのネンブツってやつか!?」

「本来は長い――いや全然長くもないが、ちゃんと意味の通じる怪談だったのだ。だが、だんだん短縮するようになってな……。今の形で定着した」

「そんなんで効果あるんですかね……」


 こんなの少しも怖くない。だが虚無走は臆面もなく、


「元々、鬼とは邪悪な気配の塊だからな。人語を理解する知性があるわけではない。怪談が持つ禁忌性に惹かれて集まってくるだけだから、それさえ残っていればいいのだ」

「怪談の原型がないんですがそれは」

「だってほら……汚物激烈につまらないだろ? こんなこと9600回も繰り返してさ。虚無だよ虚無。それがある意味新たな禁忌性を帯びて……」

「えぇ……」


 つまりこの毒を以て毒を制す、もとい、鬼を以て鬼を制するための『ヒバゴン』は、簡略化をしすぎたために、それ自体が新たな鬼となってしまったのだ。毒を楽に制するために新たな毒を生み、これが世界を蝕む。これほどの本末転倒があるだろうか……。


「時代は前に進むと誰が決めたのでござろうなぁ……」


 虚無走はそんなことを虚空につぶやく。

『ヒバゴン』がまともな怪談だった頃は、まだ工夫する余地があったかもしれない。荒ぶる鬼を想って、発声に気持ちを込めたり、抑揚をつけて情緒たっぷりに語ることもあったかもしれない。だが、コッ、エー、ボクノのみになってしまった怪文に、そういった何かが入り込む余地はない。


 やり甲斐。

 やり遂げたという達成感。

 そういった満足一切なしに、ただただ終わる。後には平和が訪れるのかもしれないが、それを祝うこともなく立ち去るのが流儀である走者に残されるのは、ただ虚無。虚しさだけ――。


 さっきのマヨネーズよりひどい。あっちはまだ短時間で終わるという救いがある。しかしこれは……。こんな、こんなRTAがあるなんて……。


「それで、残り9598回だが、いかがされるか?」


 かぶった籠の正面が、諭すように優しくたずねる。

 挑発でも、これまでの生意気な発言を咎めるものでもない。ただ、穏やかに。

 ルーキの答えは、もう決まっていた……。


なんで走ってしまったんですか?

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― 新着の感想 ―
[気になる点] ケツマヨからケツまで取ってしまったら、いよいよ虚無という名のマヨネーズしか残らんぞ・・・
[良い点] 毎度のことながらそれっぽいことをよく思いつきますねぇ! [気になる点] >ちゃんと意味の通じる怪談だったのだ ホントぉ??? [一言] >虚しいだろう 走る人の前に作った人の方が大概虚無っ…
[良い点] おましょうま! [一言] >ルート5・42。通称〈マヨネーズピーク〉と呼ばれるRTAの猛者たちだ まさかケツマヨRTAが出るとはw あれほどゲー無という表現が的確な代物はそうそうないよなぁ…
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