4月14日 新歓会の場所取り
4月14日
今日も雨。到着は0930頃。最近はこのタイムが平常になりつつある。これでも十分早い方だというから驚きだ。
研究室につくと女子二人が大掃除をしていた。おかげで研究室の中がすっきりとしており、仮配の頃に比べると雲泥の差がある。埃っぽさもなくなっているし、なにより清潔感と解放感が段違い。このままキレイな研究室を維持して行きたい。
時間を見計らい、M0で先生に先行履修の書類のハンコをもらいに行く。大海先生のは一瞬で終わったが、小森先生はなんかありがたそうな講話が始まってしまい少々時間をとられてしまった。
奨学金を踏み倒す方法(返済免除規定)を教えてくれたのは大きな収穫。実現するのはかなり難しいらしく、二年間で二十本近くの発表をしてようやくいけた例もあるとかないとか。あと、柳下がやたら小森先生に『もっと明るくな!』ってからまれていた。
実験の三年生がくるかと密かにドキドキしていたものの、今日は来なかった。たぶん来週だろう。自分たちが実験したのはつい最近だと思っていたけど、時が経つのは早いものだ。
もう二度と流体実験はやりたくない。たしか、材力実験の前が機力実験で後が機材実験だった気がする。後輩にはちゃんとその日のうちからレポートの作成に取り掛かれとアドバイスしておこう。
昼過ぎ、羽鳥とともに新歓会の会場の予約のために一号館へ赴く。噂の一号館ラウンジを下見しようとするも、なんか入っちゃいけないオーラが漂っていてビビった。しかも手続きは総務課とのこと。あそこ入るの結構気まずいのに。
しかも、それだけやったのに予定が埋まってて取れなかった。骨折り損とはこのことだ。
とりあえず、明日はカフェの方の予定を聞いてみようと思う。カフェでだめなら──でお店を探さなくてはならない。なんか現在進行形でせっつかれているので、今週中にはケリをつけておきたい。
一番の問題なのは、コンパ係でも何でもない私が一緒に準備に動いていることだろうか。なんか成り行きで手伝うことになったけど、なんかそれって違くない? さらに言えば、私たちって歓迎される側だよね? なんで自分たちで自分たちの歓迎会のセッティングしているんだろ?
話は変わるけど、アソシスがそこそこ使えるようになった。定義の仕方がいまいちだけどそれなりに形にはなってきた……と思う。ただ、未だにモデルを作ることはできないし、細かいところがまだまだで完璧とは言い難い。
試験片の予備実験も銀さんがやってくれた。いくつか──固有振動数が出ていないデータがあるから、その理由を考えねばならない。が、滑り出しとしては上々。明日はもっと本格的にデータをとることになるので心しておくこと。
実験室のパソコンと学部生室のパソコンに高速フーリエ変換のマクロコードをインストールさせておく。これで実験後すぐに固有振動数の変換ができるから再実験になる可能性を大きく減らすことが出来るだろう。