7月20日 うぇいしてうぇいしてうぇいうぇいうぇい
7月20日
くどいようだがクソ暑い。もうどうしようもない。打ち水もできなければ氷水も使えない。残された手段は全裸しか残っていない。
学校へと向かう途中、【検閲済み】の交差点で信号待ちをしていたら、近くにいた学生が『範囲内でうぇいしてうぇいしてうぇいうぇいうぇいすればいいんじゃね?』とわけのわからないことを話しているのが聞こえてきた。
が、話を振られた方の人は『ああ、範囲内で素因数分解を続ければいいのか』と納得の様子。
それで話を振る方も、それで通じてしまう方もなんかいろいろ終わっている。やっぱり理系ってクレイジーだ。
また、海の日だからか電車内やその他でプールや海にお出かけするらしき子供たちを何人も見かけた。みんな楽しそうに笑っている。私たちがこんなクソ暑い思いをして研究を進めているというのに。
なんでこんなことやってんだろう? なんであそこにいるのが私たちではないのだろう? すごく虚しくなるのと同時に、この世に蔓延る理不尽をぶん殴りたくなった。
研究室に到着後、真島さんが買った大海先生用の花の帳簿をつける。一応中間報告会お疲れ様会の帳簿に付けておいたので覚えておくこと。また、いちいち帳簿を作成しなおすのも面倒だからテンプレを作っておいた。以降はこれを用いていくように。
午前中は午後の発表の最終確認をする。播磨さんのパーフェクトすぎるやつをいくらか劣化させ、播磨さん自身にも少し相談する。『ほぼ一緒なんですけど……』と言ったら、『まぁ、他で挽回するしかないっしょ』と励まされた。
午後は発表。パソコンにUSBが認識されないなどのトラブルがあったものの、概ね恙なく始めることができる。佐伯さんはノープロブレム、柳下ほか数名が微妙な炎上。
そしてある意味予想通り、羽鳥が大炎上。発表中、『な↑んで?』、『な↑んでな↑んで?』、『な↑んでな↑んでな↑んで?』とこもりんお気に入りフレーズの集中砲火を受けていた。おちょくってるんじゃねーかって思うレベル。『こいつひっどいよなぁ~』ととどめの一撃も忘れない。
こもりん、人を貶して笑いを取ろうとするからタチが悪い。そんなんだからダメなんだと思う。
こちらの発表はすんなり終わった。マジで何にも言われなかった。が、柳下、羽鳥に『発表の時に声変えるの面白すぎるからマジやめてほしい』といわれる。明るいハキハキキャラ(ディ●ニーランドのキャスト風)はお気に召さなかったらしい。
アレだ、おかんが電話の時だけ声が一オクターブ上がるのと同じ現象なのだ。聞き取りやすさでこもりんは褒めてくれたから、今後積極的に使って発表中にあいつらを笑いの渦に叩き落としてやろうと思う。
発表後、『──がファイル開いている間、下の作成者の所に播磨って思いっきり出てたよ?』と真島さんから指摘される。バレなくてよかった。
そうそう、あとでみんなのファイルをまとめて送ることになったから忘れないように。ここにメモするのもなんだけど、どうせ確認するのは書いているその人自身なのだ。好き勝手使って何も問題ないだろう。
複合はぼちぼち。最後だけど普通に板書して終了。ある意味安定している。
授業後、研究室に戻って銀さんの加工の進捗を聞く。一応今日できる予定だったんだけど、前のグループがあまりにも時間を取りすぎたためにできなかったらしい。翌日に再チャレンジということになったそうだ。
その後、ついついあ●るの空を読み込んでしまった。先輩が超かわいい。お姉さんキャラってステキだと思う。あんな青春……というか部活生活を送ってみたかった。あんな先輩や後輩がほしかった。
キーボードを叩き続けるだけのソロプレイ。卒業写真は私以外全員顧問(名前だけ)で職員室の写真と見紛うばかり……そんな灰色を通り越してくすんだ部活生活を送ってきただけに、こういう青春ものとか部活ものとかに弱くて困る。
できることならもう一度高校の入学式のあの瞬間に戻りたい。やり残したことややってみたいこと、何よりやり直したいことが腐るほどある。
愚痴っぽくなってきたので今日はこの辺にしておこう。マジで暑すぎてやる気が出ない……というか、命の危機すら感じる。もしこの日記の更新が止まったり、日付が飛んでいたりしたら、それは熱中症で倒れたものだと認識してもらって構わない。
せめてカーペットルームにアソシスがあればなぁ……。あってもスペック的にまともに動かないだろうけど。




