6月25日 国語の教科書タイム
6月25日
睡眠の尊さを感じる今日この頃。寝過ごしそうになって危なかった。なんで目的の駅でハッと目覚められるんだろうね?
朝、母上ともども一時間近く寝坊してしまったため、到着はいつもよりちょっと遅めだった。確実に体に疲労がたまっているのを実感する。
二限があったので、一限はスヤスヤすることに。グラサンをかけてチェアにもたれかかり、至福のひと時を楽しむ。できれば肘掛のあるロッキングチェア、もしくはゆったりとしたソファがほしいけど、さすがにこれらはおねだりしても買ってくれないだろう。研究室対抗運動大会の景品に提案してみてもいいかもしれない。
なお、銀さんは風邪が治らず今日もお休み。大変申し訳ないと連絡を受ける。夏風邪はタチが悪いからしょうがない。おだいじに。
二限は城木先生の材料強度学特論。眠気が強く、かなりウトウトしてしまった。なんか面白そうな話をしていた気がするけどどうも思い出せない。
研究室対抗運動大会については進展なし。『今日はミーティングしないの?』とちょっぴり残念そうな顔をしていた。
研究室に戻る途中、夜になかなか眠れないことを柳下に話したら、『寝る前に画面を見るのはよくないらしい』という情報をもらう。言われてみれば、寝る直前まで画面とにらめっこしている気がしなくもない。今度から気を付けよう。
午後は昨日の順解析の続きをすることに。昨日と全く同じモデルで、昨日と全く同じようにメッシュを切ろうとしたのに例の【ターゲットエリアが捕捉できません】エラーが吐き出される。久しぶりにアソシスに殺意が湧いた。
こいつ、ポンコツでまともに動かないくせに、人を怒らせることに関してだけは天才的だと思う。
なんとかかんとか弄繰り回し、ようやくメッシュを切ることに成功。あっちのパソコンでカタカタとoctaveで処理し、マテリアルファイルを作成して順解析を進める。ようやくまともできれいな【検閲済み】と【検閲済み】の波形を捕捉できたので、喜びのあまり銀さんに画像データを送ってしまった。
作業中、なんだったかのきっかけでふと『そうかそうか、つまり君はそういうやつだったんだな』というフレーズが話題に。が、驚くべきことに水瀬、羽鳥、真島さん、世良さんらはこれを知らなかったらしい。井浦は知ってたけど。
国語の教科書でトップレベルの名言なのに、なんで知らないのだろうか? ヘルマン・ヘッセも嘆いていることだろう。
ちなみに、『精神的に向上心のないものはバカだ』というあの名言も反応が微妙。『ごんぎつねとスイミーとスーホの白い馬ならわかる』とのこと。【皐月】も【海の命】もわかっていなかった。
真島さんに至っては『太刀(太一と聞き間違えたっぽい)とクエ? モ●ハン?』と何とも言えない反応を示してくれる。確かに海の主と漁師的な意味では通じるものがあるけれども。
あ、水瀬は【カレーライス】のことを覚えていた。なぜそのチョイスなのかよくわからない。でも、規定を破ってゲームを続けていたんだから、ブチ切りされても文句は言えないと思う。
国語の教科書の話で妙に盛り上がったが、なんだかんだこんなもんだろう。【検閲済み】固有振動数の値の変化がちょっと怪しい気がしなくもないが、とりあえずあとは設計図を書いて発注するだけだ。
なんとか無事に夏を乗り切りたいものだ。明日こそ銀さんが治るといいなぁ。




