6月24日 検証×解析
6月24日
疲れを残したまま研究室に。最近、寝起きの顔のクマが濃くなっている気がする。少しリフレッシュした方がいいかもしれない。
銀さんが来るまであまり物を進められなかったので少しだけ寝た。水瀬から『一日ガッツリ休んだ方がいいんじゃないか』とすすめられる。が、そういうわけにもいかない。
1000くらいまで休んだところで銀さんから連絡が。風邪が悪化したので今日は休むとのこと。お大事にしてください。
その後は昨日の分布結果についていろいろと頭を悩ませる。結局どう頑張っても解決しそうにないので素直に衣笠先生の下へ行って相談したら、『分布のスケールを変えてみろ』とのこと。たしかに、赤の範囲が異様に広いのは気になってはいた。
しかし、肝心のその方法がわからない。『探せばあるから』とは衣笠先生の話だが、それがなかなか難しい。適当なところでポチポチしていたところ、なぜか結果ビューアを開いた後だと分布形状が変わることが発覚。しかも、スケールどころか最大値も変わっている。どうなってんだコレ。
なぜか分布形状がいい感じになったのでその旨を報告。M6五本でなんとかなりそう。端っこだけしか赤くない。一応、要素データを出して確認しとけってことになった。
柳下に手伝ってもらいながらエクセルで見ていく。が、なぜか分布形状以上に+の値が多くて信用ならない。ビューアを開く前のものに傾向そのものは似ているけど、値もまるっきり違う。アソシスのポンコツ具合に辟易する。もう何も考えたくない。
とりあえず端っこにめちゃくちゃ大きな+が働いている事だけは確か。あと、衣笠先生の論文のモデル的にもなんとかなりそうだったので、大丈夫ということにした。アソシスがはじき出した値を証拠ということにする。
これで形状は大丈夫ということになったので、最終確認として順解析で固有振動数が変化することを確認することに。これがなかなか面倒くさい作業。圧力ファイルにやたら+データが多いという謎な事態。もうどうにでもなればいいと思う。
1900くらいまで粘ったけど、最後の最後で致命的なミスを犯したため、静解析からやり直しに。【検閲済み】と【検閲済み】を同時に出すとき、対象境界条件を使っちゃいけないことを失念していた。処理作業が二倍になるけど、頑張るしかない。
作業中、圧力分布の図がカラス除けのバルーンに似ていると感じたので周りに聞いてみたら、驚くべきことにそれを知っているのが山岸しかいなかった。みんな見たことも聞いたこともなかったらしい。『カラス除けってCDだろ?』と口をそろえて言われる。これだから最近の子供は……。
こんなもんだろうか。最近やたらとキーボードをカタカタしているからか、右の中指が妙に痛い。なんかグネって痛みが走る。少し休ませた方がいいかもしれない。
【検閲済み】班は身も心もズタボロだ。温泉にでも行って休養したい。




