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6月22日 炎上クソゼミ

6月22日


 火曜日に書いている。月曜日はマジでクソだった。

 

 午前中は院生ゼミ。一周まわって再び南郷さんから。今日の論文紹介で南郷さんがチョイスしたのは英語の論文で、何書いてあるのか正直よくわからなかった。


 で、前回と同じく、プチ炎上ちっくなことに。ネチネチネチネチとこもりんは相変わらず。論文に不備があるのを南郷さんに言ってもしょうがないだろうに。進捗状況のほうでもいろいろ言われていたけど、よく思い出せない。


 あと、寝てもいないのに真島さんともども『寝ていただろ?』って言われた。ホントクソみてえだ。


 午後は授業。材力はいろんな意味でいつも通り。複合は二回目の衣笠先生。行列のクソ長くて面倒くさい式を延々と書き連ねる。課題が出なかったのが幸い。


 材力と複合の間の休み時間、柳下が教室の前で屯していた。どうしたのかと聞いたら『まだ先生が残っている。絡まれたくない』とのこと。案の定、エネ科と真島さんが中で絡まれていた。マジでクソみてえだな。


 そしてクソみたいな学部生ゼミ。最初の桐野は南郷さんと内容がほぼ一緒だから、午前中と同じようなことでグチグチ言われていた。しかし、なんだかんだで三十分ほどで終わる。


 次の柳下は意外にもアッサリ終わる。質問こそちょっと多めだったものの、悪くはない感じ。モーメントのつり合いが取れていないとか言われていたけど、やっぱりこっちも三十分程度で終わっていた。意外なことに、先生がチョークを持つという面白い事態も。


 そして我が【検閲済み】班。まさかの前回への質問の回答でストップがかかる。『こちらの質問の意図を理解していない』とネチネチグチグチ。


 質問の意味がマジでわからない。というか、先生たちの言っていることがコロコロ変わってどうしようもない。試験片変えろだとか、変えなくてもいいだとか、先生間での意思疎通ができていない。


 同じ質問を何度も繰り返され、『そこんとこどう思っとる?』といつもの何を聞いているのかわからないフレーズ。質問を簡潔にまとめてくれないし、おまけに曲がりくねったり変に迂回したり、結局何を聞いているのかさっぱりわからなくなるからクソだ。


 結局最初の一行を読んだだけで終わってしまった。意外にも時間そのものは三十分くらいで終わったものの、ダメージはでかい。なんかリベンジゼミをやることになったっぽいかんじだし。クソもここまでクソだともはや笑えてくる。


 研究室に戻った後、是枝さんとちょっと話す。【検閲済み】班についてお互い嗤いあった。だってマジでクソなんだもん。今も昔も同じ問題を抱えていて、結局どっちの先生を信用するべきかでずっと困っていたそうな。


 『世の中クソすぎるけど、中にはちょっとはマシなクソがある。だが、ほんのちょっとはマシなクソでも、やっぱりクソはクソだ』……と、いつぞやどこかで聞いたフレーズを思い出す。本当にどうしようもねえな。


 なお、この『質問への回答途中で打ち切られるパターン』は羽鳥により【(我が班の名前)パターン】と命名された。いやな歴史の一歩を刻んでしまう。


 やることがめちゃくちゃ増えてしまった。気分が鬱だ。でも、首のしこりはちょっと小さくなったっぽい?


 なお、柳下は仕事を忘れた。雨の予報のはずなのに、今日(火曜日)は晴れている。一体どういうことだろうか。

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