6月18日 研究室対抗運動大会の打ち合わせ(せんせいといっしょ!)
6月18日
今日も雨なんだけど。……柳下が仕事をしたからか?
研究室への到着はいつもと同じくらい。なんだかんだでいいタイムを続けられているのは嬉しいところ。ただ、蒸し暑くなってきたからか、研究室まで上がるだけでじんわりと嫌な汗をかいてしまうのは頂けない。着いたときにはすでにエアコンのスイッチが入っていることも珍しくなくなってしまった。
二限に授業があったので、一限の時間は研究室対抗運動大会の関連資料の印刷を行いつつ、南郷さんに指摘されたゼミ資料の修正点を直す。大きな問題はなかったため、時間に少しの余裕をもって終わらせることに成功した。
二限は材料強度学特論。開始早々、研究室対抗運動大会について触れられる。城木先生は楽しめればなんでもいいようで、『大縄跳び大会とか、百人一首大会とか、【検閲済み】大駅伝なんか面白そうじゃね?』って言ってた。なんかよくわからんけど縄がほしいらしい。
また、それに関連して新人研修旅行でのレクレーションについても教えてくれた。三人一組になり、ゆでる前のパスタとビニールテープ(?)を使ってどれだけ高いタワーを作れるか競う【パスタタワー】なる競技をしたらしい。優勝したグループは二メートル近いものを作り上げたそうな。
私ならもっとうまくやれる自負がある。トランプタワーのほうが難しいと思うし。なお、余ったパスタは基材研でおいしくいただいたとのこと。
その後、そのまま城木先生とともに教室に残り研究室対抗運動大会の打ち合わせをした。現状と理想、構想なんかを軽く話し合う。できれば城木先生がいる間に代表者会議をしたかったものの、集まりが遅れたために生徒だけで話し合うことに。
いろいろ省くけど、とりあえず種目は一種類、20××1007の午後に開こうってことになった。先生たちへの通達を各代表に厳命する。そのうえでトラブルがあったとしてもこっちは知ったこっちゃないとも伝えておいた。
少々昼休みをオーバーしたものの、無事に顔合わせと現状の説明という目標はクリアした。次はいつ集まるべきか超悩む。
午後はゼミ資料の最終チェック……としゃれ込みたかったけど、こもりんの突然の来襲。件の研究室対抗運動大会の日付について報告したら、面倒くさいモードが発動してしまった。しかも、部屋の中には銀さんと無視を決め込む羽鳥しかいないという圧倒的不利な状況。完全にロックオンされた。
で、相変わらずよくわからん持論とともにネチネチ言われた。スケジュール管理がなっていないとか、上に立つものとしての意識が薄いとか、『キミはどう思っとる?』などといつものフレーズのオンパレード。
しかも、またわけわからん方向に話がどんどんとシフトしていく。『みんなで鍋を突いている中で、一人せっせと肉を焼いていても、周りからかっさらわれて文句は言えないだろ?』とのこと。鍋奉行が云々と言ってたけど、結局何を言いたかったのか、今でもわからない。
今から思うとちょっと大人げなかったけど、最後の方は『私一人だけで運営しているわけじゃないので、それを私だけに言われても困ります』と言ってしまった。他の研究室のケツまで拭いてやる義務も義理も理由もないのだ。
だいたい、もう口を出さないといったのは向こうだろうに。自分が言ったことくらいきちんと覚えておいてほしいものだ。そもそも、こっちは学会発表があるから本格的には関わらないってことになったのに。
……悲しいのは、あんな大見得を切っておいて、事実上(今のところは)私一人で運営や企画をしていることだろうか。みんな危機感が足りないというか、誰かがやってくれんじゃねって感じになっているのが頂けない。どうにかしたいものである。
ざっくりしているがだいたいこんなもんだろう。あ、柳下は下で遅くまで作業をしていたらしい。煙がモクモクと立ち込める中一人で作業してたって世良さんが言ってた。
はたして作業終わりの柳下が仕事のことを覚えているかどうか。せめて三日は続けてほしい。




