4月8日 解析の下準備&肩慣らし
4月8日
雨のせいでバスが遅延。また、電車が大幅に遅刻したため研究室の到着はおよそ0930頃になってしまった。──のほうでは雪もふっていたらしい。研究室内も妙に寒いような気もしたが、二月の仮配の時期に比べればサウナのようなものだ。
到着後はぼちぼちアソシスを開き、操作に慣れるように適当にボタンを押して物を作った。まだまだ操作にもたつくが、単純にボリュームを設置することとそこからさらに引き算することにかけてはほぼ完璧といってよい。
問題なのはメッシュだのなんだのをきちんと考慮した設計と、そのほか荷重のかけ方などの面倒くさい操作ができるかどうかといったところだろう。ところどころ英語になっているのでひどくわかりづらい。
『戻る』ボタンと『コピー』ボタンがほしい。便利ボタンの二大巨頭を作らなかっただなんて、製作者は一体何を考えていたのだろうか。
とりあえず明日もまるまる時間を使って操作に慣れようと思う。わからないところは先輩や先生に聞けばとりあえずはなんとかなるはずだ。
あと、実験装置は既存のものを流用するので、そのボリュームの完成データがあるなら見つけておきたい。いずれ聞くしかないだろう。こちらも一から作れるようになることに越したことはないが、セーフティーネットという意味でも結構重要だ。時間と手段は多ければ多いほどいいのだから。
銀さんと話し合いを進めた結果、実験は来週の水曜日から金曜日にかけて行うことになった。それまでにアソシスの扱いに多少は慣れておかないと計算値を出すのが結構面倒くさいことになる。逆解析もまだまだなのは一抹の不安を感じざるを得ない。
仮配の時に採ったデータを用いて順解析を行い、──の固有振動数と──の関係の大まかな見積もりを確認してみた。あくまで大まかな傾向であるものの、──が大きくなるごとに──の固有振動数は減少する傾向があるらしいことがわかった。──の固有振動数は増加していくのに不思議といえば不思議ではある。
明日は先行履修科目の複合材料力学特論がある。担当はたぶん城木先生。どんな授業がちょっと楽しみ。
雨が酷くなる前に帰りたい。この日記を書いている途中、先生が隣にいたので漫画を読んでいたことが書けなかった。うしお●とらがめっちゃ面白かった。最終決戦に不覚にも泣きそうになった。三十年近く前の漫画とはとても思えない。ああいう王道展開は結構好きである。
あんまり関係ないけど、羽鳥と水瀬に立体パズルをやらせた。二人ともなかなか苦戦。それなりに楽しんでくれたらしい。持ってきたかいがあったというものである。
一年後のために書いておく。新人研修旅行から帰ってきたの、めっちゃ早かった。三時くらいだったんじゃね? 努々油断はしないようにな。