5月22日 癒しの笑顔
5月22日
週明けにこれを書いている。時間をうまく見つけたいものだ。
満員電車が【検閲済み】駅に止まったとき、かわいい感じのOLっぽいおねーさん二人に挟まれて超幸せだった。しかも、降りようとする乗客に押し出されて密着する。カバンが思いっきり脇腹に打ち込まれたけど、『ご、ごめんなさい!』ってすっごいかわいい声で謝ってもらえた。ラッキーだった。
あと、【検閲済み】駅にて白人系の外国人の幼女に手を振られた。めっちゃ笑顔で心がほっこりする。こっちも手を振り返したらすっげぇ喜んでくれた。小さい子供のまっすぐな様子に荒んだ心が癒される。あのまま純真にきれいなまま育ってほしいものだ。
研究室の到着は0915くらいだったと思う。たしか、珍しく柳下が朝早く来ていてビックリしたような覚えがある。
午前中はなんとなくグダグダ。風邪を引いたのか、のどがめっちゃ痛かったので仏壇に上がっていた飴? 砂糖菓子? 的なものをぱくつく。どこかのお土産だったと思うけど、ほのかな甘みがデリシャスで、柔らかな色合いがなかなかビューティフル。お菓子ってのはやっぱり見た目もしっかりしていないとダメだと再認識する。
で、何もしないのもアレなので複合材料の力学特論の課題をやる。無駄に長い数式をエクセルに打ち込むのはなかなかに大変だった。あと、三角関数のステータスをラジアンで入れるのを忘れたためグラフが酷いことになった。
柳下のグラフが死にかけのミミズのようにのたくっていてすさまじかった。というか、四人が四人とも微妙に形が違っていて面白かった。笑えないけど。
昼過ぎ、こもりんが学部生室に降臨したので雑談がてらこないだのゼミの件について聞いてみる。機嫌が良かったのか、何をどうすればいいのか軽く教えてくれた。
なんでも、【検閲済み】が固有振動数にどのように影響するのか、また、【検閲済み】は具体的にどのような【検閲済み】について想定しているのかを知りたかったらしい。なぜこれだけのことをあれだけ判り難く言えるのか正直よくわからない。
そうそう、研究室運動大会の件に関してはもう完全にこちらに任せるらしい。肩から十トントラックが降りたかのように気分が楽になった。
あと、変動係数なんかについても銀さんとともに調べる。そうそう、【検閲済み】や【検閲済み】の測り方について杉野さんたちに聞いてもらうよう銀さんにお願いした。
とりあえず、あとは衣笠先生と相談することにしよう。もう疲れた。
思い出せる限りではこんなものだろうか。やっぱり日記はその日のうちに書かないとダメだな。




