1月28日 仮配生作業監督
1月28日
特に書くべきことが見つからない。しいて言うなら、今日もクソ寒かったことくらいだろうか。
研究室に到着したのは0945ごろ。なぜか大北くんだけ名札がひっくり返っていたけど姿は見えず。それ以外の人間も誰もいない。全くどうなっているのか。
今日は例のぎっくり腰の振り替えで仮配に作業を教えることになっている。秋道くんと庄内くんはさすがなもので、集合時刻五分前に集まってくれた。この段階で来ているのが柳下だけっていうね。
で、早速仮配概要集用のデータを逆解析によって出してもらうことに。主に庄内くんをメインとし、秋道くんにはその概念と手順を軽く伝えておく。
ある程度テンプレは作ってあったため、二、三時間ほどで終わるだろう……と思ったけどちょっと見通しが甘かった。なんだかんだで結構時間がかかる。まあ、サポートありとはいえいきなりホイホイ逆解析をやれって方が無理だろう。
午前中で一つのパターンを終え、残りは午後にやることに。仮配二人は昼餉を取りに、銀さんはお昼寝しに行った。
その間に昼餉を取りながら仮配データの整理をしておく。こういう細かい所での努力が後々の効率につながるのだ。どうせやることもなかったし、特別コメントすることもない。
午後も引き続き逆解析を進めてもらう。一度やってしまえば流用できることも増えるうえ、基本的には単純作業だからいくらか退屈であったのが否めない。あと、秋道くんは見ているだけだったからかなり暇だったことだろう。
さすがに不憫だったので去年の仮配概要集なんかを見せるも、大した時間つぶしにはならず。なんか適当にグダグダ話していた気がするけど、いずれ会話のネタも尽きる。
あそこはやはり心を鬼にしてでもなにか暇つぶしの道具を与えておくべきだったかもしれない。ちょっと反省している。
とはいえ、私の時の七時間何もしないで待機ってのよりかはマシだろう。あのときは暖房すらろくになくて、はんだ付けの机の所で寒さに震えながらスマホで時間をつぶした記憶がある。学部生室が空いてきたころから、(許可をもらったうえで)ジョジョを一巻から読み込んでいたはずだ。
なお、普通にコアタイム内での作業だったというのに、学部生室のほかのメンツから『やっぱりボお前の班はブラックだ』などと謂れのない誹謗を受ける。麻雀をしまくっていたやつらに言われたくない。
なんだかんだで終了したのは1630くらい。データは全部出たので、軽くRMSの説明をし、卒論概要集と去年の仮配概要集も渡してそれに則ってデータだけ入れ替えて自分たちのを作るように指示を出した。
一応、値こそ違うものの傾向は一緒なので、マジでグラフを入れ替えるだけになるだろう。今後の予定についてはまた今度考えればいい。そもそもうちの班に未来があるのかどうかわからんけど。
そうして仮配たちは帰って行ったわけだけど、お昼に別れたっきりの銀さんがいまだにやってこない。不安に思ってカーペットルームに行ったら、なんとも心地よさそうにスヤスヤしていた。
その場にいた守島さん曰く、『最初は漫画を読んでいたけど、すぐに眠ってそのまんま』とのこと。お昼寝っていうか、かなりがっつり寝ていたらしい。
アルバイトの可能性を考慮してゆすって起こしたら、銀さんは『さむい』と一言だけつぶやく。Tシャツ姿だったし無理もない。そのまま寝袋に潜り込んで二度寝を始めた。さすがだ。
ちなみに、今日はアルバイトはないとのこと。なによりである。
こんなもんだろう。作業自体は(仮配生が)たくさんやったけど、いかんせん監督してサポートしただけなので私自身は大したことをしていない。
今日も実に【検閲済み】研は平和である。こんな平和な日々がいつまでも続けばいいのにと思わずにいられない。