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1月19日 折り紙と麻雀

たぶん同時投稿です。一個前からお読みください。

1月19日


 今日も今日とてクソ寒い。ほっぺがまっかっかである。


 研究室に到着したのはやっぱりいつもと同じくらい。人は少なめで、しばし朝陽に当たりながらぼーっとする。で、なんとなく先生が来るまで、折り紙大好きやんちゃな羽鳥のためにわざわざ家から持ってきた折り紙で遊ぶことにした。


 とりあえず、まずやってみたくなるのが十二枚もの紙を使用するくすだま。美しい多面体とカラフルな色合いがマジビューティフルな逸品。


 久しぶりすぎて作り方をちょっと忘れていたところもあったけど、パーツを一個作ったらだいぶ思い出すことが出来た。で、一つ当たり一分くらいで作り上げ、組立に三分くらいを要し、なんだかんだで十五分ほどでくすだまを完成させることに成功する。


 我ながら良い出来。色のチョイスと組み合わせが絶妙すぎる。なんとなく和の心を感じる。


 衣笠先生到着後は概要集を提出。書くまでもなく青ペンでいっぱい添削されて帰ってきた。順解析値を乗せろと言ったり要らないと言ったり、なにがなんだかわけわかめ。


 繰り返し書くけど、なぜ高木さんの修論がアレで通るのにあそこまで細かく書いた卒論が通らないのか。


 午前中はそんな感じで修正作業を進める。羽鳥ほかは授業のため研究室にいない。この時間自分が何をしていたのかイマイチ覚えていないけど、まあ特別大したこともしていないだろう。


 お昼の時間、羽鳥と共に奨学金関連の書類を受け取りに学生支援センターへと赴く。が、大した説明もなく、『今度の説明会の時にこれ書いて提出してください』と言われただけ。


 その書類、書くところなんて名前と学科くらいしかなかったんだけど、その説明会で書かせるのではダメだったのだろうか。なぜわざわざ一度こちらに渡してきたのだろう。毎度のことながら、学生支援センターがやることはまるで理解ができない。


 今日は事例研究の日ではないけれど、午後に仮配生がやってきた。生憎こちらは手が離せなかった為、銀さんに実験について指導してもらうことに。詳しいところは見ていないけど、はんだ付けとかそのへんをやったっぽい。


 おやつの時間頃、先日八柳からもらったココアを飲むことにした。沖縄ガラスで作った青いお気にのグラスにココアパウダーを入れ、アツアツのお湯をぶち込む。クリアなブルーとディープなブラウンが相混じって一種独特な毒々しい色になった。


 ココアを青グラスに入れてはいけない。僕はまた一つ賢くなった。


 もちろん、味はめっちゃデリシャスだったんだけど、かき混ぜる攪拌棒的なものがない。底のほうにめっちゃたまってしまった。ちょっと悲しい。


 1600前くらいに実験の指導が終わったらしく、庄内くん、秋道くんがこちらにやってきた。仮配概要集について聞いてきたため現状を報告し、ごめんなさいをしておく。ついでにちょっと愚痴ってしまった。マジでごめんなさい。


 ちょっと時系列は前後するけど、午後は先生方が出張で出払っていたため、割と無法地帯だった。夕方ごろには『麻雀やろうよ!』と半ば強引にブラック柳下に麻雀アプリをダウンロードさせられてしまう。


 で、M0四人&サポートの水瀬とで熱い対局が始まった。


 思った通り、ブラック柳下はブラックだった。こっちが初心者なのをいいことに、全力ガチで殺りに来る。一度大きな役で得点を稼いだかと思えば、以降は小さな小さな役でさっさと上がって対局そのものを終わらせるという徹底っぷり。


 しかも人がリーチかけてるのにその都度横からかっさらうように上がっていく。あいつマジずるい。


 なんだかんだでこんなもんだろう。ちょっと内容にまとまりがないが、日記だし気にすることもなかろう。もっと面白い話がいっぱいあった気がするのだけは心残り。最近記憶力が落ちてきているのが困る。 

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