11月16日 体調不良
11月16日
頭イタイ頭イタイ頭イタイ。
行きの電車にて、猛烈な頭痛と悪寒に襲われる。冗談抜きにカチ割れそうになるほどで、体の芯は暑くて死にそうなのに、体表は極寒のアラスカにでも放り込まれたかのように寒い。
明らかな風邪の症状であるのに、こういうときに限って朝からゼミ。幸い自分の発表ではなかったものの、休むわけにもいかない。週の初めからこのありさまとか不安しか感じない。
書くまでもないけど、ゼミがあったため研究室への到着はいつもより早め。体を横にしていくらか体調の快復を試みるも効果はなし。気合で何とか乗り切ろうと覚悟を決める。
今日のゼミは井浦、減肉、桐野、たーきー。正直何をやっていたのか覚えていない。ただ、全体的に炎上気味だったことは覚えている。あいもかわらずこもりんの前置きと最後の締めの言葉が長く、さっさと終われと願わずにはいられなかった。
だってマジでこういう切実にさっさと終わってほしい時に限って話が長いんだもん。たぶん、ゼミ中ずっと眉間にしわが寄っていたと思う。
どうにも耐えられそうになかったため、ゼミ終了後は医務室に行く……も、医務室の昼休憩時間とカチあったため利用することは叶わず。緊急時にこそ必要な医務室なのに、なぜ緊急時に開いていないのか。
普通さ、この手の設備って交代要員とか用意しておくものじゃね? マジであの時絶望だったんだけど。
しょうがないのでふらつきながらも端っこ五階の研究室まで戻る。食欲もないので水だけ飲み、横になって医務室が開くのを待った。
約一時間後、次こそはと期待を抱きつつ医務室へ。五分前だったからまだ開いておらず、前で座って待ってたら学生支援センターの人に声をかけられた。症状をありのままに伝えるとフライングで開けてくれる。マジで助かった。
んで、何度も見たことがある女の人がバファリンを処方してくれたので(ホントは二錠だけど、食べてないのと強い薬ってこともあって飲んだのは一錠だけ)、水で流しこんでベッドで休むことに。
医務室のベッドの寝心地はなかなかにグッド。薬を飲んだ影響か、それとも単純に体力が落ちていたからか、すぐに眠ってしまった。
目覚めたのは約一時間後。頭痛もそれなりにマシになってきたので礼を言って研究室へと戻る。頭の芯に鈍い痛みはあったものの、耐えられないほどでもないし、あれくらいなら許容範囲内。
午後は夕方に控える仮配引継発表練習に備える。我が庄内くんと秋道くんは優秀で、こないだ告げたことのほとんどを完璧に覚えていてくれた。細かい修正点はあったものの、ホントに軽微なものだったから一瞬で指導も終わる。
二人は去年の情報とかを聞いてかなり戦々恐々としていたけれども、実際そんな必要のないほどちゃんとしていた。ぶっちゃけ去年私たちよりもかなり高みにあったと思う。
そうそう、練習の合間を見計らって例のブツを学部生室に置き、南郷さんにも貢いでおいた。たしか、柳下と山田は複数枚取得していたと思う。あいつら悪い子だ。あとでけんかにならなきゃいいけど。
ミルクチョコレートラングドシャマジうめえ。さくりとした食感ととろけるような甘さがいいかんじ。ふわりと鼻に抜けるほのかに芳ばしい香りもグッド。さりげなく買ってきたくせに食べてなかったので、あり付けたのは結構ラッキーだった。
さて、なんだかんだで発表練習。恐ろしいことにすべて時間通りに進行しており、この段階で奇跡的。終わった班全部がめっちゃ驚いていて、『今日はなんか機嫌良さそげ』とステキな情報をくれた。去年は普通に二時間以上進行が遅れていたことを考えると、どれほどすごいことかわかると思う。
部屋に入った瞬間、やっぱり前置きが。で、なぜか子供の写真を見せられる。機嫌がいいのは間違いないらしい。
肝心の発表だけど、庄内くんも秋道くんもかなりうまくできていた。途中でいくらかミスが見受けられるも、大きな質問にはきちんと答えている。わけわかんねえ質問に関してもうまい具合にアイコンタクトを取ってきてくれたし、自然にこっちが答えられるようにそれっぽい空気を作ってくれたりもした。
で、奇跡的に三十分で終わらせることに成功する。マジで今日は機嫌が良かったらしい。
終わった後、こもりんが学部生室にやってきて適当に駄弁りだした。書くの面倒だし、内容は覚えているだろうから気合で思い出すこと。気合を入れるまでもないだろうけど。絡まれるのも面倒なのでマスクだけ漁ってさっさと帰った。
ざっくりしているし文章にまとまりがないが、だいたいこんなもんだろう。繰り返しになるだろうけど、思い出す分にはこれで十分だ。