10月30日 超大物政治家のおじさんのお手伝い in 超豪華ホテル
10月30日
番外編:ちょう偉い政治家のおじちゃんのセミナーのお手伝いに行ってきたよ編
・誰よりも早く集合場所に着く。ベルトをするのを忘れたことに気付き絶望。
・羽鳥のスーツがよれよれ。あと手ぶらだった。
・播磨さん電車ギリギリ。
・ホテル【検閲済み】めっちゃ豪華だった。
・ひたすら記念品(?)の詰め合わせ作業。明らかに人員配分にミスが見受けられる。
・一緒にいたおねーさん、年上だと思ったらまさかの19歳だった。インターンの一環とやらで参加しているらしい。
・ボランティアっぽいおばさんがおせんべをバリバリ食べまくってた。
・誘導配置につく。ひたすら『ご来場有難うございます!』を繰り返す。
・セミナー開始。どっかのじいちゃんがなんか話してた。ずっと立ちっぱなしで地味につらい。
・じいちゃんの話が長引きすぎたせいで、本来の担当である質疑応答中のマイク回しがなくなる。
・レセプションに。途中退室の人に記念品を配る仕事……なんだけど、トイレだけの人、特に意味もなく出る人、あと帰るのに受け取らない人がいてたいそう面倒。人のことを少しは考えてほしい。
・ものつくり支援センターの冬樹先生も来ていた。
・こっちが立ちっぱなしで仕事してるのに、連中はその目の前でうまそうな料理を食べてやがった。狗神な気分。
・やっぱり時間をオーバーしてレセプションは終了。記念品を配るのがめっちゃ大変。
・開催者のなんとかさんとお話しする。握手もした。あと、売れ残っていた直筆サイン入りの本(千五百円)を記念にくれた。『是非読んでほしい』とのことだったけど、六冊ももらっても正直使い道がない。
・すでに研究室に四冊『寄贈』されている。みんな考えることは一緒らしい。
・ようやく夕餉。ホテル【検閲済み】が誇るマジもんのちょう豪華ディナーである。書くまでも無く本日のメインイベントであり、たぶん一生で食べられる機会なんて片手で数えられるくらいしかないくらい。ガチでマジな奴である。
・レセプションに出ていたものとほぼ同じものがプチバイキング的な感じで提供された。あと、きれーなおねーさんがジュースを入れてくれた。
・肉がうまい。
・サラダがうまい。
・なんかよくわからんすごいのがうまい。
・チャーハンはどこにでもあるチャーハンだった。
・素材そのものがいいらしく、肉はどれもトロトロとやわらかい。味付けも結構豊富でなかなかにグッド。柳下はビールを飲んでいて、村上先生が『君もお酒どう?』と勧めてくれる。『梅酒しか無理です』と答えたら『そこにあるよ』とのこと。
・柳下がそのお酒を注いでくれた。飲んでみた。普通に苦手な日本酒だった。しかも度数が十五度。ねえちょっとまって。
・例の主催者の政治家のちょう偉い先生がお酒をお酌してくれた。私も大物になったものである。
・二回目も注ごうとしてくれたので『自分大丈夫っす(意訳)』って断った。後に『あの状況で普通に酒を断るのを見て肝が冷えた』、『お前いろんな意味ですごいよね』などと青松、羽鳥、柳下、播磨さん、是枝さん、麻生さんに煽られた。
・楽しい夕餉のひと時を過ごしていたのに、『そろそろお時間ですので……』と非情なる宣告が。2100までしか時間を取ってなくて、本来なら一時間しっかり食事ができたのに、あのじいちゃんとなんとかさんの話が長引きすぎたせいでこっちにしわ寄せが。実質三十分ちょいしかなかった。
・村上先生が食べなかった肉とかその他もろもろを時間ぎりぎりまで楽しむも、デザートまで到達することができず。なんか美味しそうなケーキとパンナコッタのようなフルーツポンチのようなゼリーのようなものを食べ損ねた。マジ悔しい。一度でいいから高級ホテルの洋菓子を食べてみたかったのに。
・あのじいちゃんとなんとかさんを、絶対に許さない。
・ちょう偉い政治家のおじちゃんであるなんとかさんと握手した。肩も叩かれた。これでもうマブダチである。
・とうとう私に超大物政治家のバックがついてしまった。我の覇道はここから始まる。
・帰り際、なんかすんげえ豪華でおっきな花束をもらった。割と香りが強く、見た目も華やか。今日のアレで残った(?)やつらしい。もったいないからぜひどうぞ、だって。
・『彼女にでもあげるべや』ということで落ち着く。
・電車の中めっちゃ良いかほり。妙に注目されまくった。