4月21日 メッシュが切れない
4月21日
ついたのはいつもと同じくらい。いい加減記録するのも面倒くさくなってきた。
到着後、ぼちぼちとボリュームのもろもろについて見直す。廃棄されたデータの中から使えそうなもの適当にをピックアップし、モーダル解析の練習として入力してみた。出力された結果がなんかぐにょぐにょして気持ち悪い。が、とりあえずちゃんと解析できたことに感動する。あとはちゃんとしたデータがあればそれなりに形になるだろう。
しかし、そのちゃんとしたデータの算出が分からん。唯一託されたメモを見たら、逆解析で求める→順解析をつかえ→それに必要なデータは逆解析から……と見事にたらいまわしされた。泣けてくる。
とりあえず衣笠先生の論文から各種パラメータの導出式を見つけておく。結局モデルそのものは杉野先輩が卒論で使ったものをそのまま使っているので、値さえあれば流用できるのだが、いかんせんデータが整理されていないのでどれがどれだかわからない。
昼食後に是枝先輩から静解析のやり方について教えてもらう。パラメータ云々じゃなくて、形と既知の物性値があればできるから今の段階でもできるのが嬉しいところ。で、その静解析で得られた値を使えば順解析で──の固有振動数が出せる。これでようやく研究も一歩進んだ。
と、思いきや製作したモデルではうまくメッシュを切ることが出来なかった。メッシュを切れるようにバカ穴だの直交異方性弾性体要素なんかの延長線を考慮してこまかくボリュームを設置したのに、それが仇になったらしい。細かすぎてメッシュが切れないそうだ。
アソシスをぶん殴りたくなったのは今日が初めてだ。人が気を使ってやったのにこのザマである。アソシスがもっとかしこければこんな要らぬ苦労を背負い込むこともなかったのに。
にっちもさっちもいかなくなったのである程度大雑把に(細かいボリュームを想定しないで)再びモデルを作り直すことになった。これが二つ分もあるっていうから泣けてくる。なんとか明日中に終わるといいなぁ。
銀さんもイカれたひずみゲージについて調べるって言ってくれた。購入するのは確定にしても、取り付けはかなり面倒だと嘆いていた。いずれこれも覚えなければいけないと思うと今から頭が痛い。
実験に来た三年生は見学せずに全員帰りやがった。それなりに準備したのにちょっと残念。
今日は晴れている。帰るのも楽そうだ。ファミチキ食べたい。