10月14日 実感する自由
10月14日
自由をかみしめながら家を出る。心なし空が高く青い気がした。
研究室への到着は0930くらい。昨日飲み会だったからか、全体的に人は少なめ。ただ、明日ゼミ発表の人は朝早くからきて作業をしていた。
二限に先行履修の化学反応特論があったため、一限はゆっくりすることに。羽鳥は昨日もフィーバーしたらしく、カーペットルームで寝こけていた。歯ブラシを買うとか買わないとかで悩んでいたのを覚えている。
二限は化学反応特論。先生が来るのがだいぶ遅い。しかも最近はやりのノーベル賞の話ばかりで反応に関する内容はほとんどなかった。半分以上意識が飛んでいたし、出席も取らない奴だから正直出なくてもよかったと思う。
午後はなんかグダグダしていた気がする。途中、学会の登録をするためにM0のみんなでホームページとにらめっこした。学会の書類はいちいち分かりにくいから困る。
わかりにくいで思い出したけど、奨学金の書類も途中まで書き上げた。うっかりメルアドに学番メールのアドレスを書いてしまい、途中で二重線で消す。学校にしか出さない書類だし、まあ別に問題ないだろう。適当な紙には適当な扱いで十分だ。そして相変わらずクソわかりにくくてイライラする。
そうそう、桐野が死にそうな顔をしていた。頬はこけ、目にクマができている。ここのところずっと遅くまで作業をしているらしい。眠れていないのだろう。声に張りもなくて、マジで心配するレベル。
【検閲済み】班の研究だけど、【検閲済み】管理をするために【検閲済み】を発注することにしたって銀さんが言っていた。新しいパーツと長くした【検閲済み】を購入するだけだから、前回ほどアレなかんじゃないらしい。
いずれにせよ、細かいところが決まったら解析モデルを作成し、解析を進めていこうと思う。
関係ないけど、今日はなぜかスマホの電池の減りが激しかった。ちょっと使っただけであっという間に三割くらい削れちゃう。そろそろ寿命なのだろうか。
あと、桐野が食べていた油そばがめっちゃおいしそう。容赦なく香ばしい香りが広がってきて無差別的に食欲を刺激してきやがった。油っぽいものってなんだかんだでおいしいものが多いから困る。
だいたいこんなものだろうか。中身が薄っぺらかったせいか、イマイチ何があったのか覚えていない。一日中ずっと眠かったし、夢現とはまさにこのことを言うのだろう。
今日は久しぶりに二十分もかけずに日記を書き終えることができた。ちょうど定時でいい感じ。今後ともこの調子で(あっちのほうのやつも)続けていきたい。