侍女との友好を深めますわ!
日にちが空きました。
申し訳ございませんm(_ _)m
「殿下、今日は陛下と妃様が隣国へ公務で出張ですのでお気をつけください」
「わかったわ、エマ
そうだわ!もしエマとクロエがいいなら一緒に散歩しない?」
侍女との交流は大事と言いますしね。
これぐらいはできるつもりですのよ。
「…殿下と、ですか」
「そ、そんなおお恐れ多いことは…」
「だめ、かな?」
うふふ、見てみなさい!
私の必殺!上目遣い!
「…いえ、私は全然問題はごさいません」
さすがはエマ!
物分かりのいいこと!
「わわ分かりました
私もご一緒いたしましゅ!あっ」
「大丈夫だよ!」
余りにも慌てすぎて、クロエは噛んでしまい、顔を真っ赤にする。
「さあ!
行こう!!」
この機会にクロエがどれほど使えるのかも試してみましょう
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「おい、お前
ミリーは今から何をすると?」
「…殿下方、あまり王女殿下の後をつけないで差し上げていただけませんか?」
綺麗な髪をサラサラと風が通って行き、太陽が余計に髪を反射させており、神々しさが溢れ出ている双子の兄王子二人、
に偶然にも廊下でバッタリ会ってしまったクロエは王女に対する態度とは反した表情で接する。
「どうしてだい?
あんなにも可愛い僕たちの妹の動向ぐらい知っていてもいいだろう?」
「王女殿下はこの頃、後ろや上から視線を感じるといって怖がられていました」
二人して訳がわからないといったように首をかしげた。
「…まあ、いいだろう。
ミリーの報告は逐一俺たちに伝えろよ」
「よろしくお願いするよ。ではね」
クロエは頭を下げ、二人が去るのを見て、姿が見えなくなるとため息を1つついた。
「さて、私も頑張らなければ
我が主のために」
そう言い残し、クロエもそこを立ち去った。
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