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第八話 古典の勉強

父上の部屋に呼ばれてから2日たった日の朝。

早速清丸への本格的教育が始まった。

まずは清光寺の圭祐から教養を身につけるための教育から


戦国武将にとっての教養とは古典、漢文、連歌を読めるということで、漢詩、連歌を嗜む事が出来ればその戦国武将には教養がある、と認められていた。


「若様、武者といえど教養を身につけることは大切なのですぞ。古典の一つや二つしっかりと読めない武者など恥ずかしいものですぞ。」


この圭祐の言葉を受けて清丸は多少苦い顔をしていた。

生まれる変わる前の高校生の時にも古典や、古文授業はあったが出来ない訳ではないが苦手な部類の教科だったからだ。


「若様、嫌そうな顔をしても無駄ですぞ。まずは明の五経を覚えてもらいますぞ。」


五経とは『詩経』『書経』『春秋』『礼記』『易経』の五つの漢文である。


「圭祐さま、漢文を覚えるだけで何の役に立つのですか?」

清丸は疑問に思った。

覚えるだけでは応用を効かせることは出来ないのではないかと。


「若様、覚えると言っても全てを最初から暗記する訳では有りませんぞ。一つ、一つ言葉の意味を知りつつ、理解していくということですぞ。さ、まずは詩経ですぞ。」


清丸にとっては悪魔のような時間が始まったのだった。


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