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第七話 時が経って

時が経つのはあっという間だった。

気がつけば五歳になっていた。


5歳になるまでは、同族の赤塚や、滝野川、宮城、志村の連中と遊んだり、城下にでて庶民のふりして庶民の子供達と遊んだり、城の中にある書物を読んだり普通に過ごして来た。


そんな変わらない生活を過ごしていたある日、傅役の板橋近江と共に親父である豊島経祐の部屋に呼ばれた。


「清丸、お前ももう6歳も近くなって来た。そこでお前に豊島の次代に担う者としての教育を始める。傅役の板橋近江と、清光寺の圭悠殿にお前の教育を担当してもらう。」

「わかりました。豊島の次代を担えるよう、頑張ります。」

「うむ。明後日から始める。しっかりと勉学に励め。」



父上の部屋を出た後 自室に戻っていた時に、近江に気になることを聞いてみた。


「じい、清光寺の圭悠ってどんな人なの?」

「圭悠殿ですか。あの方は教養も深く様々なことに通じていますね。」

「じいよりも教養が深いの?」

「それはもう、私とは比べものにならないくらいには。それに彼の方は普段は優しい方なのですが勉学のことになるととても厳しい方ですね。」

「なら、じいからは何を習うの?」

「私は若様に剣術、弓、馬術に、兵法を教えるのですよ。」


などの会話をしながら自室に戻って行った。

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