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プロローグ
プロローグ
宇宙船の窓から地球が見える。俺たちが生きている時代とは景色は違う。ただ、この時代の地球はまだ青く見える。
「青い。これが本来の地球の色なんですね。兄さん」
黒髪ロングヘアを綺麗にそろえた、はっきりとした目立ちの女性。
「そうだ。これが俺たちの遠い先祖の住んでる地球だ。」
女性の隣に立つ背の高いこちらも目立ちのスッキリした男性が答えた。
2人とも感慨深く地球を見ていた。2人が生きている時代とは全く景色は違う。2人はこの先地球に起こる出来事を知っている。
2人はこの地球を救う為未来からやって来た。
すべてはここから始まる。