表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神の加護が恐ろしい効果を得たんだが  作者: NaMa86
第1章 異世界への導き編
32/43

30.善意からの提案って断りづらいよね

 木の枝から飛び降りてから3人から心配され、説明を求められたので簡単に『スライムを見つけたのでテイムしたくて行動しました。何とかなると思いました。ごめんなさい。』と言った。マークさんとウオタクさんは苦笑いで許してくれたけどマリアからは1発、鳩尾にいいのを貰い(ノーダメージ)スラァを奪われた。


 それから1時間ほど何事もなく森の中を進んだ俺たちはついに森の中から抜け出した。・・・実際にはこっちへ近づいてた魔物が、半径1Km位の距離から一切近づかないどころか逃げ出したり意識を飛ばしていたって小春が言ってた。はて?何故なのやら。(渾身のすっとぼけ)


 森を抜けると平らな地面で作られた、恐らく街道だと思われる道が真っ直ぐ続いていた。道の左右には背の低い草が生い茂っている平原が広がっていて、道の先に見える明らかに人工物である石造りの壁が聳え立っているのが見えた。見渡す限り草原しか見えないがさすがに遠すぎて、マリアもまだ見えてないだろう。


「森を抜けたね。ここまで来たらもう大丈夫だ。皆、休憩の必要はあるかい?」

「「「大丈夫((です))(だお)」」」


 という事でそのまま進む。日差しが降り注いでいるが、暑いというよりは暖かい陽気の中、隣のマリアがスラァを抱きかかえているのを横目にしながら二人の話に耳を傾ける。当たり前だがスラァには消化吸収しないように強く言い含めているぞ?


「街に着いたらゴブリンの死体を片付ける人員を送ってもらわないとね。」

「面倒だお?あの数は。時間もかかるお。」

「しなかったらそれこそ問題さ。街から離れているとはいえ、肉が腐れば疫病の元になるし、何よりあの数のゾンビが発生するからね。」


 あれ?スラァにお任せすればいいのでは?と思ったのだが、スラァに聞いてみた所『マスターのお願いなら食べるけど、ゴブリンはおいしくないから嫌!』と言われた。グルメな大食漢である。好物は俺の魔力というのが何とも可愛らしい。


 ゴブリンの片づけに人が駆り出されるなら不味いものを食べさせることもないかなって思うので、スラァによる片づけは提案しなかったんだが。


「あ!じゃあスラァちゃんに吸収して貰ったらいいんじゃないですか?スラァちゃんもいっぱいご飯食べられるし。」


 マリアさんがそんな提案をしてくださった。その腕の中でスラァの震えが大きくなったのを俺は見た。本当に消化吸収するなよ、スラァ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ