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豚の生姜焼き

転生令嬢のとある日常

作者: 名も無き囚人

 



 ユーリ・ロックウェル伯爵令嬢。それは私のことだ。歳は十七歳の平凡な女の子。だが、一個だけ普通と少し違うところがある。それは前世の記憶があることだ。


 前世の記憶があるなんて、一体だれが信じるというのか。だけど本当にあるのだ。

 私の前世の名前は坂下侑李。両親と兄と祖父母の六人家族で暮らしていた。

 前世の記憶は覚えている。好きな漫画をごろごろしながら読んでいたこと。お母さんに作ってもらった大好きな豚の生姜焼きを兄と競いながらお腹いっぱい食べていた記憶など、ありふれた日常だ。いつ死んでしまったのかは思い出せないが、あまり深くは考えない。過去より今のことを考えたほうが有意義だからだ。いや、嘘。死んじゃった時の記憶なんて怖すぎて思い出したくないってのが正解。



 その私が転生しちゃったのはどうやら異世界みたいだった。魔法もあるし魔物もいる。魔法に関しては前世の記憶のおかげで得意である。魔法は想像力が重要なのだ。漫画やアニメが大好きだった私の妄想力が役に立った。

 前世の記憶万歳!!!なーんていっても実際魔法なんて日々の生活を楽するためにしか使わないけどね。


 だって私、伯爵令嬢だもん。金持ちの貴族様だ。魔物とか出る場所なんていったことないし、いくつもりもない。だって怖いじゃん。

 チートだやっふぅうう強い魔物倒して有名になってやんぜ!ってのより、穏やかで心安らかな日常を望む、それが私だ。おそらく兄が転生していたら前者だったと思うけど。


 まあ、異世界転生しても性格は変わんないもんだよね。日常に刺激はいらぬ!


 と、思っていた。



 そんな私が通っている学園には、びっくりするほどのイケメンが二人いる。

 もともとこの学園には同性異性関わらず美形が割と多いのだが、それでも比べものにならないほどの美貌なのだ。

 しかもそのイケメンたちは優秀であり、身分も高い。もちろん婚約者がいるのだが、それでも令嬢たちに大人気である。



 教室へ友人たちと移動中、向こうからやってくるのが、そのイケメンの二人、王太子様と次期辺境伯爵様だ。友人たちがきゃあきゃあ言いながら見つめている。私も同様にして二人を見つめた。


 どちらも長身、そして細身のすらっとした体型。優しさと力強さを兼ね備えた、いわゆる細マッチョ体型ってかんじ。そのバランスのとれた体格に整った顔立ちは、本当に私と同じ人間かと思うほどである。


 ちなみにだが、どちらを選ぶかと言われたら、私は好みのタイプである次期辺境伯爵様を選ぶ。


 短いさらさらとした黒髪に、色っぽい目元。ただ歩いているだけなのに気品あふれるその姿。そして何より、爽やかでありながらも甘い魅力的な声。


 好き。


 大好き。


 そう思いながら、いつのまにか二人ではなく次期辺境伯爵様だけをじーっと眺めていたら目がばっちり合ってしまった。


 まあ、こんだけガン見してたらそりゃあ目、合いますよね。

 私はそう思い、その赤の瞳から逃げるようにサッと視線を逸らした。


 しっかりばっちり合ってしまったのにこの態度はダメかもしれない。だがしかし、あの美貌と見つめ合い続けるのは無理。心臓が耐えられない。

 つい逸らしてしまったのは仕方ない、私は悪くない。悪いのは素晴らしすぎる顔を持つ彼のせい。


 そう彼に罪をなすりつけていると、頭に声が聞こえた。



『今日の髪型、すごく好き。似合ってる』


 甘い、私の大好きな魅惑のボイス。


 ぐはっ…!


 とっさに、意味はないが耳を抑えてギロリと声の主を睨む。もう美貌とか気にしてらんない。その声の主はしれっとした顔で歩いてくる。



 今日の髪型は、仲のいいメイドのキャシーにアレンジしてもらったものだ。普通の三つ編みよりも細かく複雑にみえる編み込み、フィッシュボーンをいつものようにハーフアップにせず、くるくるとまとめてシニヨン風の髪型に。

 それに対して何か言ってくれるかな〜とは思っていたけど、まさかの不意打ち。


 顔が熱い。見なくてもわかる、今の私の顔は真っ赤であろう。


 そんな私の様子に気づいて、友人たちが不思議そうな顔をする。


 そしてすれ違う直前、彼はこちらを、というか私を見ながら柔らかく微笑んだ。

 途端、周囲から上がる黄色い歓声。友人たちも顔を赤らめていた。


 だが、私にははっきりとわかった。


 彼は私の反応を面白がっている、と。


 現に、彼の目は完全に笑っていた。

 この後また昼休みの時間に会う。その時、髪型のことを言ってくれたらよかったのに、わざわざ魔法を使って念話を飛ばしてくるなんて、絶対私の反応を楽しむためだろう。


 私が彼のその声が大好きだって知ってるくせに…!!

 不意打ちで言われたら困るんだけど…!


 主に心臓に大ダメージだ。吐血しそう…!


 胸を抑え、キュン死に耐えきった。

 靴音がどんどん離れていく。振り返って、友人たちとともに彼らの後ろ姿を見送る。


 私は次期辺境伯爵様こと、自身の婚約者に心の中で叫んだ。


 仕返ししてやるーー!!


 覚悟するがいい!!

 絶対、絶対にドキドキさせてやるんだから!!



 毎度のことながら、私はそう決意した。




 §



 グレン・ヴェルダン。


 彼は有名人である。次期辺境伯爵である彼の住む領地は、魔物が棲まう領域に面している。その魔物討伐を幼い頃から行っていたそうで、剣の腕前はこの国の騎士以上の実力があるとも言われている。

 魔物の襲来がいつ起きるかわからないために、ヴェルダン家は滅多に領地から離れられない。そのため、学園に通うものはほぼいなかったらしい。だが、彼は魔法を使うことも得意だった。

 わざわざ勉強するために、学園までは超上級魔法ともいわれる転移魔法で通っている。

 成績も優秀で超絶的な美貌を持つ、いつも冷静沈着で落ち着いた雰囲気の紳士。



 そのため、老若男女問わず人気がある。

 陛下からの覚えもよく、王太子様とは親友とも言える間柄。周囲は、高位貴族の令息や令嬢たちに常に囲まれている。



 そんな人の婚約者なのが、私だ。


 ありえないよね。

 いやもう本当にびっくりするほど、全然釣り合ってないよね。

 私を百人集めて合体しても彼と釣り合わない。いやもう人数とかの問題じゃない。質だな、質が足りない。



 そもそも、彼と私が婚約なんてたまたまの奇跡の連続でできたものだ。

 彼の兄が、家督継承権を放棄して旅に出てしまわなければそもそもこんなことにはなっていない。

 彼が婚約者を探し始めた時に、たまたま同じく婚約者を探していた私がいたのも偶然だ。

 身分がそこそこで、同い年くらいの、婚約者がいない、まともな令嬢が私しかいなかったというのもたまたまだ。これはあとから知ったことだけど。



 最初、顔合わせの時点で絶対選ばれないだろうし、その顔面拝んだらすぐ退散しようなんて軽い気持ちで思っていた。

 なのに、あまりにも変わらない胡散臭い笑顔の彼に、その表情を崩してやる…!とふざけて念話で語りかけたのはまあ、仕方ない…のかなぁ?

 ちょっと声にときめいていて思考がしっかりしていなかったのが原因だと思われる。



『聞こえていますか。貴方の頭に直接語りかけています』なーんて念話を送ったのがこの婚約のきっかけだ。

 グレンが私に興味を持ったのはこれが原因だと言ってたし。


 ただ私は、この世界では声に出さずに伝えるこの魔法を誰も知らないみたいだったからどんな反応するかなって思ったのだ。

 あわよくば驚きボイスを聞きたいとも思っていた。

 この時の彼の表情はもう一生忘れられない大切な思い出だ。レアな表情いただきました。びっくりしててもイケメンって素敵だと学んだ。



 この顔合わせの次の日、私とグレンは婚約を結んだ。はじめは夢かと思った。

 だって相手は身分も高い超美形。こんな平凡令嬢選ばなくともほかにふさわしい方いるだろうと思っていた。

 だが、グレンは頻繁にうちの屋敷にやってくる。顔合わせの時の紳士の仮面をどこへやったのか、にこにこといたずらをしてくるようになった。


 それがとっても私の心臓に悪かった。


 魔法が得意であったのがタチ悪い。

 転移魔法でいきなり現れたかと思えば、急にぎゅっと抱きついてきて、涼しい顔してまた転移魔法で消える。

 また、念話を使えるようになった彼がその甘い爽やかボイスで好きだの可愛いだの言葉を飛ばしてくる。本当これ心臓に悪い。だってすごく好みの声だから!!

 ちなみに、私が彼の声を大好きだと知ってからはその頻度が減った。なんでもいざという時に使うと効果的だからだとか。ちょっと策士すぎません?

 私の死因、キュン死になったらどうしてくれるのさ。



 とまあ、こんな感じで私は日々グレンによって死にかけている。私が望んでいたのは心安らかな生活なのに、刺激的で甘い生活を送っている。

 …別に嫌ってわけではないんだけどね?


 でも私ばっかりやられるわけにはいかない。


 グレンにも真っ赤になって悶えてほしい。私の気持ちを味わってほしい。


 つまりは私にドキドキしてほしい。


 そうして私は前世の記憶を頼りに、この目標を達成するべく頑張ろうと思うのだ。

 少女漫画を読み漁っていた私はキュンとくるシチュエーションにはこの異世界の誰よりも詳しいという自信がある。



 という訳で、昨日、キャシーと共に話し合ったのだ。

 だが、作戦その一、"髪型を変えてドキドキさせる"が彼の念話によって返り討ちにあったので、この先考えてきた計画が上手くいくか不安である。


 いや、負ける訳にはいかない。せめて一度だけでもあの涼しい顔を真っ赤に染め上げてみせる!!


 昼休み、私は気合十分でお弁当を持って待ち合わせ場所に向かった。





 作戦その二、"好きな料理を食べさせる"


 朝早く起きて、彼が一番好きな料理である豚の生姜焼きをお弁当に詰めてきた。準備は万端。恥ずかしかったがあーんをして食べさせることにも成功した。だが…ちょっと予想外なことになった。



 顔の前に差し出したものをグレンは照れもなく、平然とパクりと食べたのだ。そして、美味しいと顔を綻ばせる。



 美味しそうに食べてる姿を見るのは嬉しい。

 想定とは違ったが、まあ、これもいいな。そう思って満足していた。


 グレンのこの言葉を聞くまでは。


「じゃあ、次、交代だね」


 え…?


「えっ?」

「ん?食べさせあいっこだろう?」

「いやいやいや、私はいいよ!!」

「ダメ」

「何で!?」


 抵抗虚しく、逃げられないようにがっちり腰を掴まれる。

 これは切実に求めていなかったんだけど!?


「ほら、口開けて」


 にっこりと私の口元にお弁当のおかずを持ってくるグレン。

 違うんだ!私はたべさせあいっこしたかったわけじゃない!

 ただ、グレンが恥ずかしがるだろうと思って…!なんで私が恥ずかしがる方になってるの!?


 拒否する私に益々笑みを深め、耳元で囁いてくる。


「あーん、して?」


 ふぎゃあぁああああ死ぬッ


 だからその声反則だってば!!


 グレンは本当に楽しそうに、にこにこしている。だから、もう強く拒否しにくい…


 ううう…


 私はグレンの声に負け、渋々口を開けるのだった。もちろん、味とかわかんないよね。





 ーー作戦二、失敗!




 気を取り直して次にいこう。

 作戦その三、"相合傘"


 前世でよく聞いていた、とろけてしまう曲にも出てきたもので、一度グレンとやって見たかったのだ。

 いや、もう正直言うと、少女漫画のようなのは私には実行するのは無理だと思っている。キュンとするシチュエーションを知ってはいるものの、いざ実行するとなると話は変わる。

 あんなのは、漫画だからいいのだ。

 実際できるもんじゃない。恥ずかしすぎて無理。



 だがしかし、相合傘は大丈夫だ。

 前世、雨の日に兄の傘に入れてもらっていたこともあったから、次は私が恥ずかしがる心配はない。


 いける!いけるぞ!!



 っとまあ、作戦考えてた昨日はそう思っていたんだけど、今日雲一つない晴天なんだよね…


 空をぼんやり見上げた。


 ああ、いい天気だなぁ…



 ーー作戦三、また次回!



 考えてきた作戦はこれだけだ。え?少ない?

 違うんだ。頑張るとは言ったが、思いつくものは、ちょっと私には恥ずかしがらずに出来そうになかったのだ。


 前世での恋愛経験はゼロである。初恋は漫画の登場人物であった私だ。少女漫画からの知識しかない。


 なんかいいのあったら教えてください、誰か…


 自分の恋愛能力(?)のなさをしみじみと実感した。午後からの授業は全く集中できずに終わった。




 §




「ちょっと、残ろう」


 授業が終わった放課後、グレンは私の手を引きながら学園内にあるカフェテリアに向かった。ここで勉強する人もいるので、そこそこ席は埋まっている。


 席に座って、私は首を傾げた。


「勉強するの?」


 もしや、午後の授業全く聞いていなかったのに気づいていたのだろうか。さすが、グレン。私のことをよく見ているなぁ…と感心した。

 グレンは、じぃっと私を見つめて口を開いた。


「なんか…今日どうしたんだ?」

「え、何が?」

「髪型とかお昼の時とか、授業中もなんか様子がおかしかっただろう?」

「えぇー、ソンナコトナイヨ?」


 つい視線を彷徨わせてしまったせいでますますジトッとした目で見られてしまう。


「…ユーリ?」

「何かなっ??」

「……………」

「な、何かなっ?」


 声が震えた。誤魔化そうと試みるが無言の圧力が強まるだけだった。

 にっこりとした笑顔で私を見つめ続けるグレン。なお、目は笑っていない。


 ひぇえええええええ…

 こ、これ以上は誤魔化すの無理そうだぁ…


 仕方なく私は理由を話した。





「僕が君にドキドキしてないだって!?そんなわけないだろう?」


 話を聞き終わると、グレンは呆れたようにそう言った。話している間に入れてもらった紅茶で喉を潤しつつ、私は反論した。


「だって、いっつも平然とした顔してるじゃん!!しれっと可愛いとか言ってさ!」

「そう見えるだけだろう?それに、可愛い君に可愛いと言って何が不満なのさ」

「うぐぐ…そういうとこが不満なの!なんかもっとこう…真っ赤になってほしいの!!」

「今のユーリみたいに?」

「……ッそうだよ!!」


 グレンは目を細めて、微笑む。なんでこの人こんなに余裕あるの?目を細めるだけで溢れる色気がすごい。

 顔が熱い。もーう!こういうところが!こういうところが!!!

 憤慨する私に対し、グレンは顎に手を当て、少し考えるような仕草をした。


「そうだな。ユーリが僕を好きって言ってくれたら、僕も顔を赤くしてしまうかもしれないね」


 え、何?好きって言えと仰ってます??

 えぇぇえ…ここで?周りに人がいるここで??

 なかなか勇気がいるんですけど。

 そんな期待した顔で見ないで…!


 いつになく、キラキラとした目で見てくる。

 やだ、その表情かわいいっ

 なんで今手元にカメラがないのか。私はとても悔やんだ。

 し、仕方ない。本当に真っ赤になってくれるのかは疑問だが言えばいいのだろう。言えば。


 私はスゥーっと息を吸って吐いた。


「好きだよ………ばーか!」


 言った!言ったよ!途中恥ずかしくなって暴言吐いちゃったけど、言った!!


 じぃぃぃっと、穴が空きそうなくらいにグレンを見つめた。カメラないからね、脳内にしっかりと記憶しなければ!!


 グレンは顔を隠すようにして口元に手を当てていた。先程の発言通り顔が赤くなっているし、よく見ると耳や首まで赤い。

 ちょっとその反応、予想以上だよ!!


「レアな表情…!」

「思った以上に破壊力が……っユーリ、これで満足か?」


 顔を輝かせると、「もう見るな」とグレンが目隠ししようと手を近づけてくる。

 いやいやいや、この表情、心ゆくまでしっかりと堪能したい。

 その手をがっちり掴んで阻止すると、再び見つめた。


「もう、勘弁してくれ…」


 その弱々しい声も珍しくて素敵。

 これは完全に私の大勝利だ。素晴らしい!

 しばらく眺め続けた。



 そのあとグレンに仕返しをされることになるのだが、まあ、さっき満足したし、幸せだからいっかぁ…と思う私なのだった。





おまけ


「…そういえばさ、相合傘って何?」

「知らないの?一つの傘に入って、濡れないようにぎゅっとくっついてドキッとするやつ」

「ふーん…普通にぎゅっとするのではダメなの?ドキドキは変わらないと思うんだけど…試す?」

「え、何で膝をポンポン叩いてるの?膝に座れってこと??嫌だよ」

「なぜ?」

「いや、私がなぜ?って聞きたいんだけど!?あ、ちょっ、待ってちょっと強引すぎないか」

「どう?ドキドキする?」

「する。近いし!というか周りの視線が恥ずかしいんだけど…!」

「気のせい気のせい」

「全然気のせいじゃなーい!さらに抱きしめてくるのをやめようか!?」

「あははは」


というのがあったりなかったり…




読んでいただきありがとうございました。


ブクマ評価および誤字報告、アドバイス等あれば気軽によろしくお願いします!




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― 新着の感想 ―
[良い点] 再読。癒される〜
[一言] 今晩の生姜焼き美味かった だから続き読みたい(脳死)
[一言] とっても平和で可愛いお話でした(*´∇`*) 主人公たちのいちゃつきあいに癒されます。 あとなぜか読後に豚のしょうが焼きが食べたくなりました笑
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