オマケ(ゲームデータ風)
オマケ
雰囲気ぶち壊しだよ!
《呪血の魔女、赤指姫》
推奨レベル55~70
HP:600000
出現場所:蟲の亡国王城・玉座の間
弱点:炎、氷、聖
状態異常:火傷、凍傷のみ通る
ドロップ
呪血の桶
神殺の劇毒×3
大怨呪結晶
蟲だらけのフィールド内にあるダンジョンを抜けた先にいるボス。
ダンジョンそのものが嫌らしくアイテムの消耗も激しいがプレイヤーの精神的にも来るものが多いので注意が必要。
毒や麻痺、呪いに石化や粘液など状態異常のオンパレードの中進むことになる。
隠れて暗殺を狙ってくるエネミーも多いので注意すること。
玉座の間に到着すると、玉座に座った赤指姫が一体の巨大な深紅の百足を愛でるムービーが流れる。
プレイヤーを認識した赤指姫は百足達に血を与えるためプレイヤーに襲い掛かってくるだろう。
・第一形態
玉座から立ち上がった赤指姫が指のない両腕をあげると、床や壁、天井から9匹の同じような百足が現れる。
これらは全て赤指姫の元指で呪いによって百足となり切り離されてしまった結果魔物化したものだ。
長さはほんの少し差はあるが大体同じ、太さは全て同じ。よってパッと見て見分けがつかない。
それなのにそれぞれ指が持つ毒は違うので要注意。親指が猛毒、人差し指が麻痺、中指が呪毒、薬指が石化、小指が出血毒を使ってくる。攻撃力そのものも高いし甲殻が固いので物理一辺倒だとダメージを与えるのはつらい。斬撃系武器よりも打撃系武器のほうが通りはマシだろう。
使ってくる状態異常はどれもダメージ倍率や効果時間が半端ではないし連携して襲ってくるので下手すれば毒のコンボで何もできずに死ぬ可能性もある。
そして問題はこの《真紅の指百足》達は赤指姫が生きている限り倒されても何度でも蘇り襲ってくるということ。つまり百足達に守られる玉座の赤指姫を叩かないとどうしようもないということだ。
ただ倒れた百足は赤指姫が蘇生させるという工程を挟む必要があり、赤指姫は右手か左手どちらかの指百足が全滅した場合と指百足が倒れて一定時間経つと蘇生を行う。
蘇生は全体に及ぶので注意しておこう。
最善の策は、右手と左手の小指だけを残して全ての百足を倒し赤指姫をタコ殴りにすること。もっと蘇生まで時間を稼げるし出血毒もかなり痛いが他の毒よりはましだ。
・第二形態
HPを半分まで削ると赤指姫が倒れこむ。
そして黒い靄が溢れ出しそのまま包み込まれて少しすると大爆発。顔だけが醜く変化した赤指姫のままな指百足より遥かに巨大な漆黒の大百足が現れる。
大百足となった赤指姫は玉座の間に収まらない身体を暴れさせ、城を破壊。そのまま戦闘フィールドは高低差が瓦礫の山のフィールド、城跡に移行する。
フィールドが広くなったとはいえ指百足達も依然健在に攻撃してくるので要注意。むしろ広くなったせいで指百足が毒液を飛ばすという行動をとるようになるのでさらに厄介になったかもしれない。
赤指姫は変化していない顔以外に攻撃してダメージを与えることは不可能と言っていい防御力を誇る。
甲殻の上からでは何をしても無駄、腹にも攻撃は効かないのでとにかく顔を攻撃しよう。
攻撃方法は地面潜りと突き上げ、突進に噛み付き、毒液ブレスなど。どれも巨体にふさわしい攻撃範囲と威力なので注意すること。
また大きさの割にはかなり素早く地面に潜って顔を出してはまた潜るを繰り替えられると攻撃を当てるのはかなり厳しい。
HPを2割にまで落とすと指百足達が全て死亡。そのかわり発狂モードとなって目が赤く光り身体全体に呪いの靄を纏うようになる。
呪いの種類は最悪なことに呪殺。何も考えずに近接で攻撃していたらあっという間に死んでしまうし体そのものが大きいので気付かない間に発動してしまうこともある。
ただ発狂モードはスピードも上がり顔に攻撃を当てるのはかなり難しくなっているが時折指百足の死体に顔を寄せ涙を流すモーションを取ることがある。
この間に全力で攻撃を加え、また攻撃を耐えて泣くのを待とう。
甲殻の防御力はそのままだが顔の防御力は格段に落ちているのでそれを何度か繰り返せば勝てるはずだ。
倒すとイベントアイテムの「呪血の桶」とイベントアイテム兼強化素材の「神殺の劇毒」、テイムモンスター用の最上位アンデッドへの進化に必須な「大怨呪結晶」を落す。
なお大怨呪結晶とジパング方面のボスである大百足から取れる「大百足の首」を城の玉座に捧げると復活。しかも大百足の魔術系無効の甲殻を兼ね備えて強化されたバージョンとなる。
その分経験値は高いのだがあまりに強いのでレベル上げには推奨されていない。