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溢れ出す随液  作者: 耕助
第10巻
98/103

自意識過剰深層心理

とあるアーティストがこんなことを言っていた。

この歌は私のことではないかとか、自分の周りの話ではないかと言う

ファンレターが送られて来たらしい。もちろん実際は違うのだが。


偶然から共感を得られればその歌は売れると思うのだが、

中にはあまりにも自分の状況に似ている為、そういった勘違いが起こることがある。


しかしこれは全くの勘違いであり、ネットでの文章、小説、歌に至るまで、

名指しにでもされていない限り、ほぼ自分である可能性はゼロに等しい。

例えば名前が同じだったとしても、まず自分のことではありえないだろう。


ではなぜこういった「自分ではないのか」というある種被害妄想のような

勘違いが起こるのか。それは、その出来事に何か自分の心に

ひっかかるものがあるからだ。そしてその多くは罪悪感であると思う。


作品に対して、「自分のことではないのか」という思いが沸き上がった時は、

まず自分の心を洗い直してみることだ。罪悪感の答えがそこにあると思う。

「それは決め付けすぎではないか」という方がいたら、単にそれは認めたくないだけ。

自分の心と向き合わなければ、この勘違いはなくならないと思う。


深層心理の奥にある罪悪感と根拠のない被害妄想。

それは自分の心と向き合って生きていないという証明にもなる。

ごまかさずに向き合っていけば、自分にとって幸せな未来が待っているはずだ。

どんな結果であろうとも、自分に嘘をつかないことが

全力で生きていくことになるのだから。

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