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溢れ出す随液  作者: 耕助
第10巻
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トランス

何かのきっかけでトランス状態に陥ることがある。


バンドの練習をスタジオ内でやっている時。

ギターソロの高音やハウリングが頭脳に直接響くと

トランス状態が起きる。脳内麻薬がガンガン出て、

アーティスティックな思考回路になれる。


良く、麻薬やマリファナなどでトランス状態を作り出そうと

するアーティストがいるが、自分が何に影響を受けて

トランス状態に陥るかを知っていれば、健康を害する

ドラッグなどを使わなくても、容易に向こうの世界へ行ける。


夢想家であれば、慣れて来れば妄想するだけで、

トランス状態に入ることが出来るのだ。


逆に言えば、薬の力を借りてまで欠片(ピース)を求めるのは、

才能がないか、才能が枯れたと言っているようなもの。

第六感をあらゆる情報で刺激してやれば、たくさんの欠片が生み出される。


人間は元々、このトランス状態を作れる能力を

基本装備しているはずなのだ。

現実的に考えることばかりが増え、いつの間にか

その能力が退化してしまっているのだ。


超能力の基本も、トランス状態を作り出すことから始まると言う。

通常の脳の状態から、チャンネルを切り替えることを

トランス状態と呼ぶのかもしれない。


普通の感性でいるのが嫌ならば、薬に頼ることなく

トランス状態を作り出す術を自分で模索することだ。

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