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溢れ出す随液  作者: 耕助
第9巻
91/103

無意味な秘密

秘密主義者の秘密は、得てして無意味であることが多い。

その多くは自己満足から来るものだ。


大体が周りが呆れてほったらかしになるんだけど。

いちいち会話の中に秘密の仕草を持ってこられるとイラッと来る。

だから大概の人間がそれ以上その話をしなくなる。


逆に誰かに秘密にして欲しいと釘を刺された事柄など、

こちらがあまり話すべきではないことはしつこく聞いてくる。

話してはならないことなのに、話さないと不機嫌になる。

仕方ないじゃないか。話すなって言われてるんだから。

なんてことを言ったりしようものなら、自己満足な秘密でも

「話すなって言われた」とか言ってきたりする。


どーせいっちゅーねん。


何もかもをあけすけに話す必要はないと思うんだけど、

自分が知りたいのなら秘密を持たなければいいのにね。

聞かれたくないなら話題を出さなければいいワケだし。


でも秘密主義者は聞いて欲しいんだな。

聞かれて答えないことで無意味な優越感を得る。

それは本当に意味がないのだけれど。やらしいなぁ。


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