便利さの先にある未来
ポケベルから始まり、PHS、携帯電話と普及して久しい。
今では携帯電話を持っていない人間の方が少ないほどだ。
しかし、その弊害も出て来ている。
携帯を持っていないと不安になってしまう携帯依存の現代病。
私でも携帯を家に忘れてくるとどうにも落ち着かない。
まるで何か大切なものを置き忘れてしまったかのように。
現実には携帯を忘れたところでさほど弊害はない。
家に帰った後忘れたことを連絡をくれた人たちに
伝えればいいだけの話だ。まさか連絡が遅れたから
と言って、仲が悪くなるわけでもない。
しかし多分女の子や女性は、友達がいなくなってしまうという
強迫観念にかられてる人もいるだろう。全員とは言わないが。
そこまで来ると本当の意味での病気なのかもしれない。
そして最近子供達の間で普及してきている携帯ゲーム。
これは携帯電話以上に依存率が高そうだ。
大人も使用しているが、人格の形成されているのといないのでは、
その影響の受け方も子供の方が大きいだろう。
おもしろいのなら年がら年中やるに決まっている。
さて、この現代病の携帯依存。このまま普及していったら
どうなるだろうか。勉強中・仕事中にメールを返すのが
当たり前の時代が来るかもしれない。集中力なんて
持たなくて当たり前。こんな恐ろしいことがあるだろうか。
もちろん仕事などで使うのなら仕方のないことだが、
プライベートの携帯依存は、そのままやるべきことへの
実害が出てくるだろうことは容易に想像できる。
これから携帯機器はどんどん発達していくだろう。
それはまるで洗脳された人間のように依存するだろう。
その時、一体どんな世界になっているのだろうか。