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溢れ出す随液  作者: 耕助
第8巻
79/103

あなたがいないと生きていけない

よく、「あなたなしでは生きていけない」とのたまう女性がいる。


これは本人にとっては愛情表現のつもりなのだろうが、立派な脅しになりうる。

「あなたが離れたら、私死ぬわよ」と言っているようなもの。

相手にとっては迷惑極まりない話だ。


ましてや相手が離れたからと言ってこの行動を実行すれば、

それは脅しですらなくなる。ただの嫌がらせであり、

愛情などでは決してない。ただのワガママだ。


では、実際の愛情とはどういったものだろうか。

それは、2人で生きていく為の努力をすることだと思う。


人それぞれ恋愛観は違っても、愛し合う限り、2人で生きていく為の努力は

絶対的に必要になる。同じ時間や目標を共有すればするほど、

これ以上必要なものはないと思う。


相手に迷惑をかけることではなく、相手と同じ道を歩んでいくという

当たり前の自覚を持つべきだと思う。それが出来ないのであれば

一緒にいるべきではないだろう。相手にとって負担になるだけだ。


同じ時間や目的を共有する以上、相手への迷惑や

負担を完全にかけないではいられない。しかしだからと言って、

自分から進んで負担をかけるべきではないと思う。


自己満足の愛情しか表現できない人間は本当に哀れだ。

きっといくら愛しても、相手に愛されることはないだろう。


それでもなかなかコントロール出来ないのが人の心。

コントロール出来るような恋愛をしているうちは、

まだまだ本当の意味で人を愛していないのかもしれない。

そういった経験を踏まえてのコントロールが

出来ているのなら理想的だけどね。

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