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溢れ出す随液  作者: 耕助
第6巻
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自然の美しさ

絵画のような場面に出くわすことがある。


富士に登った時に見れる日の出や、紅葉狩り、青空と海のくっきりとしたコントラスト。

イチョウ並木や桜並木などがそうだ。


「自然ってなんでこんなに綺麗なんだろうね。」


彼女は言った。


僕自身にとってはその横顔の方が美しく感じるのだが、

その美しさを際立たせているのは、周りの風景の美しさが彼女に

彩を加えているせいもあるかもしれない。そう考えたら妙に納得できた。


「人間の目で見たものが一番美しいのかもしれないな。」


微笑む彼女に、僕は言った。


そうさ、この光景はきっと永遠に僕の心に焼き付けられるのだろう。

老いさらばえてしまったとしても。

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