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溢れ出す随液  作者: 耕助
第6巻
55/103

『クラムボンが泣いてるよ。』

『クラムボンが泣いてるよ。』


そういう詩を読んだことがあった。


たまたま、散歩をしていたらクラムボンを見つけた。


でも、泣いてなかった。


クラムボンは、丸くて、ふわふわしていて、


ちょっと力を込めたら潰れちゃいそうな何かだった。


クラムボン、見つけた。


クラムボン、見つけちゃった。


どうしてこんなとこにいたんだろう。


どうして拾ったのが僕なんだろう。


でも大事にするよ。


拾った時は泣いてなかったから。


泣いてなかったよ。

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