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溢れ出す随液  作者: 耕助
第1巻
5/103

天空の門

天空の門と呼ばれる、見たところ何の変哲もない門をご存知だろうか。


もちろん「天空の」と名づけられているのだから、空中にあるのは容易に想像できる。

人間の技術で写し出す衛星写真や、レーダー、地図などの網の目をくぐりぬけて

存在しているとされている門だ。


大きさはそれほどでもなく、発見した操縦士たちの無線によれば、

戦闘機・偵察機などでは入れないぐらいの大きさのようだ。


発見した操縦士たちは、無線連絡ののち、姿を消している。


よくあるバミューダトライアングルのような逸話である。しかしこの門、「発見した」と

無線が入る直前で、戦闘機・偵察機の行方が確認できなくなる為、

何処に存在しているのかわからないようだ。しかも行方が確認できなくなる場所は、

一箇所ではなく、無数に存在しているらしい。


さて、話は変わるのだが、ご存知だろうか?

空軍での未確認飛行物体に対する常識を。


みなさんは通常、UFOと言われると円盤を思いつくだろう。

しかし、厳密にはUFOではない。円盤と形を確認できる時点で、

「未確認」ではなくなる。では、本来の意味でのUFO、

すなわち「未確認飛行物体」は、どう対処しているのか。


例えばレーダーに映っているのに、姿が確認出来ない場合どうするか?

・・・答えは、「なかったことにする」のだ。レーダーの故障とか、調査不可能という

レベルではない。文字通り、「異常なし」とするのだ。


何故、そういったある意味職務怠慢とも言える対処がまかりとおっているのか。

それは、「日常茶飯事でいちいち対応してられない」からだそうだ。

それだけ頻繁に未確認飛行物体と遭遇?する機会が多いのだ。


だから、この「天空の門」も、まさか空中で戦闘機・偵察機から降りてくぐるわけにもいかない。

天空の門が何処に通じているかは謎である。しかしもしかしたら、行方不明(事故と処理されている)

の操縦士たちは、実質くぐってしまっているのかもしれない。

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