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溢れ出す随液  作者: 耕助
第5巻
46/103

五里霧中(後編)

霧に包まれた山の中で目が覚めた。


何か夢を見たような気がするが覚えていない。


もう何日も山の中を歩いている。

1m先も見えない霧の中を。


たまに今みたいに疲れてその場で寝てしまうこともあったが、

風邪もひかずこうして無事に生きている。


幸い、食料はかなり持ってきたので、餓死することは当分ないだろう。

少しずつ食べていけば、二ヶ月は大丈夫だと思う。


目が覚めてからしばらく歩くと、川が見えてきた。

なんだろう・・・イヤな予感がする。


船乗りが話しかけてきた。


「乗ってくかい?六文だよ。」

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