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溢れ出す随液  作者: 耕助
第2巻
19/103

ストーカー(後編)

そして男が見ている中でPCに向かうことすらしないのに、

毎日あざ笑うかのごとくブログは更新されていった。


「畜生!なんて趣味が悪いんだ!」


盗撮や盗聴の時点で趣味は最悪のはずだが・・・。

こういう人間は自分の悪いことを認めず、相手の悪い点

(時にはそれは逆恨みでしかない)ばかりに怒りを向ける。


「畜生!畜生!畜生!」


そして・・・画面に映るアイドルが、カメラ目線で笑った。


『ア ワ レ ナ オ ト コ ネ』


「うわああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」















・・・・・・・あれから何時間たったろう。部屋の中央には不気味に笑う男が、

よだれを垂らし、放心状態で動かぬまま壊れていた。


カメラには何事もなかったかのようにいつもどおり過ごすアイドルが

映し出されているだけだった。

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