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溢れ出す随液  作者: 耕助
第2巻
15/103

雪男女

雪男は怪物。雪女は妖怪。


美女と野獣がかなり昔から日本で描かれていたことになる。

でも雪男の方がはるかに歴史が浅いかもしれない。

ある程度日本の近代文明が安定してからの話だったように感じる。


では雪女がなぜ歴史が古いのだろう・・・。

それはきっと古の頃から「美しさは危険を伴う」という認識があったからだと推察する。

そして吹雪に対する恐怖のイメージを膨らませた結果の妖怪でもあるだろう。


記憶では雪男は足跡などが見つかってからの話だったと思うので、

ネッシーなんかと歴史は変わらないような気がする。

(ネッシーは実在すると言い出した本人が実はオモチャだったことを

亡くなる直前にバラしてしまったが)

平和になった日本が余裕を持ち、神秘学に対する探究心と想像力を働かせた結果なのだろう。


日本の妖怪文化というのは、何故か親しみを持てるものとなっている。

自然と共存しなければいけない人間が、自然と仲良くしようと

努力した結果が妖怪なのかもしれない。


そう考えると、日本の妖怪文化は、いつまでも残していきたいと思える。

日本の古き良き特徴のひとつだ。

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