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漆黒の二刀流魔神剣士と世界樹の上の女神様(休止中)  作者: 暁 北斗/雪兎
第1章 アルメリア学園 〜入学編〜
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第7話 召喚の理由と王都到着

勇者達は玉座の間に来ていた。そこには自分達と同じ歳くらいの女の子二人と見た目20そこらくらいの男がいた。女の子のうち1人は普通に人族の可愛い女の子でもう1人は人族とは、少し違い角が生えていた。たぶん魔族という奴だ。男の方も魔族だと思う。勇者達がそんなことを観察しながら考えていたら王様が来た。


王「お待たせしたな、勇者達よ。そうだな、まずは、自己紹介からするか。わしはエメラルディア王国国王のアドルフ・ロード・エメラルドだ。アドルフと呼んでくれ。そしてこっちが娘の」

アリシア「アリシア・カルメラ・エメラルドです。アリシアと呼んでください」

ダイオ「次は俺達の番だな。俺はアメジスティア王国国王のダイオニシアス・オニキス・アメジストだ。ダイオって呼んでくれ。それとたぶんお前らもわかってるだろうが俺達は人族じゃない。魔族だ。まあこっちの世界には種族差別はないけどな。おっと話が逸れたな。こっちが娘の」

アリス「アリスティア・レーナ・アメジストです。アリスって呼んでください」

アドルフ「次はお主達の名前を教えてくれ。あとステータスと唱えればステータスがでるからユニークスキルの所に書いてある何の勇者かと言うのも教えてくれ」

拓也「よっしゃ、俺から行くぜ。俺の名前は火山拓也だ。そんで火の勇者だ。」

藍海「次は私の番ね。私は水の勇者の水島藍海です。」

楓「はい!はい!次はあたしの番だよ。あたしは風の勇者で翠風楓だよ。」

健太「次は俺の番だな。俺は土の勇者で土屋健太です。」

澪奈「・・・私は氷の勇者、氷華澪奈」

雷雅「俺は雷の勇者の秋山雷雅だ。」

光里「私は光の勇者の高峰光里です。」

晶「僕は闇の勇者の夜闇晶です。」


勇者の残り一人の番になり沈黙が訪れる。


アドルフ「最後の者よ。自己紹介をしてくれ。」

天音「その前に一ついいですか?」

アドルフ「なんじゃ?」

天音「地球に帰るにはどうしたらいいですか?」

アドルフ「すまん、わしには分からん」

天音「誰か知らないんですか?」

アドルフ「世界樹の上に居る女神様が知っていると聞いたことがある・・・そのくらいじゃな」

天音「なんで還す方法も分からないのに私たちを呼んだんですか!?」

健太「天音やめろ」

天音「でもっ・・・」

健太「この人達だって自分達の国を守る為にやった事なんだ」

ダイオ「なんで、そこまで地球に帰りてえんだ?前に来た地球人にはこの世界に来て喜ぶやつも居たらしいのに・・・」

拓也「そうだぜ、なんでだよ?」

藍海「拓也あんたは黙ってなさい」

健太「理由は俺が話す。実は一週間前から俺の親友であり天音の幼なじみいや兄貴が行方不明になっちまったんだ」

アドルフ「なるほどのう。ちなみに天音殿のお兄さんはどういう状況で行方不明になったんじゃ?」

天音「義兄さんは一週間前の高校の入学式の日に行方不明になりました。その日一番最後まで学校に居たのは義兄さんだったそうです。義兄さんの前に帰った人の話によるとグラウンドから教室が白く光り輝くのを見た後、義兄さんが居なくなったそうです。それと学校の何処にも血の痕跡とかは無くて殺された可能性はかなり低いそうです。靴も下駄箱に置いてあったそうなので学校からでた可能性も低いそうです」

ダイオ「原因不明の行方不明か・・・だから天音は兄を見つける為に速く地球に帰りたいのか。だがな・・・」

天音「どうしたんですか?」

アドルフ「天音殿、心して聞いて下され」

天音「はい」

アドルフ「天音殿のお兄さんはたぶんこの世界の何処かにいるじゃろう。」

天音「えっ!!!」

健太「本当ですか?!」

ダイオ「この状況ならそうとしか考えられねえな。白く光り輝いたって言うのは十中八九この世界に転移されたってことだろうな」

健太「やったな天音!この世界に居ればあいつを見つけられるって」

天音「うん、絶対に見つけてみせるわ。そういえば私の自己紹介がまだでしたね。私は回復の勇者、鈴原天音です。」

アドルフ「うむ、では改めて勇者達よそなたたちをこの世界に呼んだ理由は邪神王を倒して貰うためじゃ。」

晶「僕達はいきなりそんなやばいのと戦うんですか?」

アドルフ「いや、そんなことはせんよそもそもそんなことしても無駄じゃしのう。一瞬でやられるわい。幸いある魔女のお陰で敵が出現する前にそなたたちを召喚できた。だからそなたたちは敵が出現するまで力を蓄えてほしい。」

雷雅「その魔女ってのは信用できるのか?」

アドルフ「今までもこうして世界に危険が訪れる事に魔女が予言をしていたそうじゃから魔女は信用できる」

楓「力を蓄えるってなにしてればいいの?」

アドルフ「そなたたちは一週間後にこの王都の学園に入学して貰いそこで力を蓄えてもらうのじゃ。ちなみにアリシアとアリスは同学年じゃぞ」

健太「学校は高等部からなのか?」

アドルフ「いや中等部からじゃ。なのでそなたたちにはこの一週間の間に中等部の勉強と戦闘訓練をしてもらうぞ」

拓也「なるほど、おもしろくなってきたな。よし、みんな頑張ろうぜ!」

拓也「おう!」

藍海「自分でおうって言ったし・・・」

楓「お〜う!」

健太「おう!」

澪奈「・・・」

雷雅「まあ、ほどほどにやってやる」

光里「頑張りますね」

晶「僕も頑張ろう」

天音「義兄さん、絶対に見つけ出してみせるからね」


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


その頃王都の門の前には、神斗とまどかがいた。


神斗「ふう、到着だな」

まどか「王都まで結構遠かったね」

ルナ「建物が大きいなの」

神斗「流石、王都って感じだな」

まどか「それじゃとりあえず中に入ろうか」

神斗「そうだな」

ルナ「王都探検なの〜♪」

光里の出番が少ない(。•́ωก̀。)…グス

さて天音のお義兄さんはどんな人なのかそれはそのうちわかります。そして虹の勇者は誰なのかとかまあ楽しみにしていてください。

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