第4話 武器生成と神器生成そして修行開始
今回は長くなっちゃったので時間のある時に見てくださいね。
異世界に来て2日目の朝を迎えた。
神斗「う〜ん」
起きて軽く伸びをしようとしたが右手があがらない。
神斗「ん?なんかジャスミンのようないいにおいと、いい感触が右側から・・・うおっ、えっまじか」
神斗の右腕にまどかが抱き着いて寝ていた。
神斗「まどかはまだ寝てるみたいだな、つうか寝顔天使だな・・・おっとあぶない犯罪者になるとこだった、とりあえず起こすか」
俺はまどかを揺すってみた。
まどか「ん〜んん」
まだ起きない。こんどは声をかけてみるか。
神斗「おーいまどか朝だぞー!」
まどか「ん〜んん、あっ、神斗だ〜おはよ〜」
神斗「おう、おはようとりあえず腕を離して欲しいんだが?」
まどか「うで?・・・・・・うわぁー!!ごっ、ごめん今離すね」
神斗「お、おう」
まどか「いやーごめんごめん。ついそこにいい腕があったから抱きつきたくなって・・・とりあえず朝ごはん食べに行こう」
神斗「そうだな」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
朝ごはんを食べ終わって神殿のなかの広場?的なところに来た。
ユグ「それじゃまずは武器生成と神器生成をしてみようか」
神斗「おう・・・と言いたいとこだが神器生成はできるが武器生成はその物の作り方を知らないと出来ないから俺、なにも作れないぞ」
ユグ「それもそうね。それじゃ少し私の力をあげる」
そういってユグドラルがなにかを唱えていく。すると俺の体が光だした。
神斗「うわっ、なんだこれ」
ユグ「スキルを渡したのよ、そのスキルの名前は│世界記録書よ」
神斗「なんか凄そうだな鑑定・解析してみるか」
鑑定・解析
│世界記録書(簡易版)
世界の全てを記録するもの。簡易版なので載っている物は武器の作り方だけである。
神斗「おお、なかなか凄いな簡易版だけど」
ユグ「他の知識がどうしても必要になるときがあったらその時に他の記録を渡すわ」
神斗「確かにそうだな。それじゃ神器生成からやってみるか」
神器生成
そう俺が唱えると無機質な声がする。なんとなくこの人の名前決めとくか。んーとまあ適当にアルファで。
?「了解しました。今後はそう名乗らせていただきます。ちなみに前にスキルの説明をしたのも私です」
天の声さ・・・違ったアルファさんがなんかよくわからんこと言ってるが話を進めてもらおう。
神斗「アルファさん話を進めてくれ」
アルファ「すいません。では神器生成の説明に入ります。まず魂の力が見合って無ければ神器を創ることは出来ません。その上で聞いてください。まず誰の神器を創るか決めてください。その次にその創る人の心臓付近に手を当てて下さい。そうするとその人の魂に触れることが出来ます。あとはその魂が自分の神器を形成して行くので待って入れば出来ます。」
神斗「ということは実質俺は神器を創る人の心臓付近に手を置いていればいいだけか?」
アルファ「はい、そうです」
神斗「ちなみにここには神器を創るに値する魂はあるのか?」
アルファ「あります。主とまどかさんの神器を創ることが出来ます。ユグドラルさんは既に神器を持っているので造れません」
まどか「お母さんは神器を持っていたんですか?」
ユグ「もってるわよ。ひ・み・つだけどね」
神斗「お、おうとりあえず俺とまどかの神器を創るか」
まどか「うん、そうだね」
俺は自分の心臓付近に右手を置いた。そうすると無機質な声がしてきた。まあアルファさんなんだけど。
アルファ「神器を創るに値する魂を確認、神器生成を行います」
そうアルファさんが言うと俺の体が光だした。俺はクラっときて意識が飛んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
目を開けると宇宙みたいに広がる場所にいた。そこで見えた物は魂の光が集まって形が出来上がっていくところだった。そこで見えなくなっていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神斗「う〜ん、んん」
まどか「神斗大丈夫?」
まどかが心配した様子で聞いてくる。というか頭が心地いい感覚に襲われるってなんでだ。俺は地面の上じゃなくてもしかして・・・まどかに膝枕されてる。やばい色々やばい。
神斗「お、俺は大丈夫だからとりあえず身体を起こさせてくれ」
まどか「安静にしなきゃダメだよさっき意識が戻ったばっかなんだから」
神斗「俺が意識失ってからどれくらいたった?」
まどか「10分くらいかな」
神斗「そんなにたってないじゃん。それなら大丈夫だよ」
まどか「なんでそんなに逃げようとするの?」
まどかの膝が気持ち良すぎてやばいからだよ!!!・・・なんて言えない。どうしよう(汗)
ユグ「まあとりあえず大丈夫そうだから離してあげれば?」
まどか「なんか腑に落ちないけどまあいいや」
神斗「た、助かった・・・そういえば神器生成は成功したのか?」
ユグ「もう一度神器生成と唱えて見てはどう?」
神斗「そうだな。神器生成」
神器生成(1)
神器が完成しました。ご受け取りください。
俺は受け取りボタン的なのをポチッと押した。そしたら急に空間が裂けてそこから黒い星のネックレスが出てきた。
神斗「ネックレスがでてきた」
まどか「鑑定・解析してみてよ」
神斗「おう、そうだな鑑定・解析」
神器 宵闇
所有者:桐谷 神斗
初期値
攻撃力:+1000
魔法攻撃力:+950
ネックレスの形の神器。場合にあわせて形状を変える。対なる神器は明光。使い手のレベルに合わせて強さが変化する。
やばいなんか頭おかしい武器でてきた。いや神器だから当たり前の強さなのかけど初期値これでさらにレベルで強さ変化するとかやばすぎだろ。形状を変えるというのはどう代わるのかな。修行の時にでも検証するか。対なる神器か・・・探してみるのもありだな。
神斗「よし鑑定はこのくらいにして次はまどかの神器創るか」
まどか「うん、よろしくね」
神斗「おう、それじゃ失礼して」
俺はまどかの胸に手を当てる。さっきの無機質な声が聴こえる。
アルファ「神器を創るに値する魂を確認神器生成を行います」
無機質な声が聴こえ終わるとまどかが急に気絶した。
神斗「あぶない」
おっとあぶないあぶないナイスキャッチ。
神斗「まどかは大丈夫なのか?」
ユグ「さっきのあなたと同じ状態になってるだけだから大丈夫でしょ」
神斗「そうか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
10分後まどかが目を覚ました。
神斗「まどか大丈夫か?」
まどか「うん、大丈夫心配してくれてありがとう」
神斗「おう、それじゃ神器をだしてみるか」
神器生成(1)
神器が完成しました。所有者にお渡しください。
さっきとは言葉が違う。とりあえず受け取りボタンをポチッと押した。するとその後所有者が受け取りボタンを押してくださいとでた。
神斗「まどか手を貸して」
まどか「うん、いいけどどうしたの?」
神斗「どうやら所有者が受け取りボタン押さないとダメみたいでね」
まどか「なるほど」
俺はまどかの手で受け取りボタンを押した。するとまどかの目の前で空間が裂けてそこから白い星のネックレスがでてきた。
神斗「俺のと色違いだな」
まどか「お揃いだねってそれじゃなくてこんなに形が似ることなんてあるの?」
神斗「わからん、とりあえず鑑定してみるか」
鑑定・解析
神器 明光
所有者:星宮 まどか
初期値
攻撃力:+950
魔法攻撃力:+1000
ネックレスの形の神器。場合にあわせて形状を変える。対なる神器は宵闇。使い手のレベルに合わせて強さが変化する。
まどか「やっぱり対なる神器ってやつだったんだね」
神斗「こんなことも起こるんだな」
まどか「そうだね」
アルファ「そういえば言い忘れていましたが神器は所有者しか扱うことが出来ませんのでご注意を」
神斗「それ結構大事なことだよなっておいだまるな」
まどか「神斗抑えて抑えて」
神斗「そうだな」
ユグ「それじゃ次は武器生成をしてみましょうか」
神斗「おうそれじゃやってみますかちなみにまどかはどんな武器がいい?」
まどか「う〜ん、細剣かな」
神斗「わかった武器生成発動」
アルファ「武器生成を発動します。同時に│世界記録書も展開します。」
神斗「んーとどれがいいかな・・・・・・よし、これにするか」
俺が武器を選ぶと目の前で武器が生成され始めた。
神斗「よし、完成」
まどか「速いねもう出来たんだ」
神斗「おうこれまどかの分」
まどか「ありがとう」
神斗「早速武器を鑑定してみるか」
鑑定・解析
千鳥
攻撃力:+500
大天使の細剣
攻撃力:+500
神斗「こんな感じでいいかな」
まどか「うん、大丈夫だよ」
ユグ「それじゃ本題に戻って修行を開始しましょうか」
神斗「そういえば修行で俺の時空魔法を使うとかいってなかったか?」
ユグ「はい、神斗くんの時空魔法でトレーニングルームを作って貰おうと思ってね」
神斗「トレーニングルームかやってみる」
神斗「時空魔法トレーニングルーム発動!!!」
トレーニングルーム
指定した建物もしくは範囲(最大東京ドームくらい)にしようすることができる。効果はトレーニングルーム内だとどれだけの時間が経っても現実では一秒もたたない。よってトレーニングルームに入った時から出るまでは身体が入った時の状態のままになる。ただしステータスは普通にあがる。例えで言うとド○ゴンボールの精神と○の部屋の上位互換。
神斗「今回の範囲は神殿を設定した。というかこの魔法修行に適しすぎだろ」
まどか「あはは、本当だね。でもこれのおかげでかなり修行できるね」
神斗「そうだな。それじゃ修行を開始するか」
こうして俺達は修行を開始した。
そろそろ序章を終える予定です