男子校入学に誘われる!?
ー外ー
現在10時50分。当然朝の。
「ふぁ~あん」
私があくびをすると、
「あれっ?眠いの?凪ちゃん」
晦斗が心配をしてくれる。
「ほら、早く行きすぎただろ。」
光貴もなんか言っていた。
私は、思い切って昨日の事と今日の朝の事を言った。
「えぇ!?大丈夫!?」
晦斗はおおげさに心配してくれる。
光貴は、少し心配そうに私を見ている。
「っ・・・。」
目があったら恥ずかしそうに目をそらす。
「プッ・・・ププッ」
私はつい笑ってしまった。
「どうしたの?」
晦斗が言った。
「ううん!なんでもないよ!」
「どこ行く?」
「どこがいい?」
「俺はどこでも。」
「私は・・・晦斗が行ってる学校に行ってみたいな」
「学校入れるのか?」
「大丈夫だよ!僕の力でなんとか!」
晦斗はお偉いさんがどーのこーのでいろいろと有利なのだ。
「流石晦斗!wありがとう!」
「うん!」
歩いている時に、凪穂は嫌な視線を感じた・・・。
「っ!?」
後ろを振り向いても誰もいない。光貴がついてきているだけだ。
「ん?どうしたんだ?凪穂・・・だっけ?」
「あ・・・いや、なんでも。うん。凪穂です」
「そうか、よろしくな。」
「はい!よろしく!」
やはり、後ろから嫌な視線を感じる。
凪穂は怖すぎて光貴の服の袖を掴んた。
「?どーした?」
「怖い・・・」
「どーしたんだ?なにがあった?おい、晦斗、凪穂がおかしいぞ。」
「そっか・・・じゃあ、早く学校に行こう!ここじゃ危険だ。」
「なにが危険なんだ?」
「いいから!」
「まぁいい。凪穂、ほら乗れるか?」
「え?あ、いやいや!歩けます!!」
「いいから。早く走るの遅いだろ?」
「お、遅くないです!」
「ったく・・・」
光貴はそう言いながら私を背負った。
「キャッ!ちょっと!!」
「うるさい。」
「よし!走るよ!」
晦斗が言った瞬間・・・
「大丈夫?君たち」
私は強く光貴を締め付けてしまった。
「ん?あぁ、大丈夫です。」
「早く行くよ!」
「おう。」
「私が背負ってあげるよ。」
「大丈夫です。」
「いいから、ほら。」
「おい、晦斗先行ってろ」
「はーい」
晦斗は素早く去っていった。
「こいつは俺が背負うので大丈夫です。」
「でも、危ないよ?背負いながら走るのは」
「怖い・・・((小声」
「私が背負うよ?」
おじさんが私の肩を触った。
私はビクッと身体が揺れてしまった。
光貴のバランスがちょっと崩れた。
「こいつ、俺の彼女なんで触らないでください。それと、俺こいつ背負いながら走れるので。心配ありがとうございます。」
っと言って光貴は走った。
「大丈夫か?凪穂。」
「う、うん・・・ありがとう。」
「やっぱりお前も嫌な視線を感じてたのか」
「こ、光貴も感じてたの?」
「ああ、お前と外を出て5分ぐらいで感じた。」
「え!?私全然・・・」
「まぁいい。そろそろ着くぞ。」
「あ、うん。」
ー学校ー
晦斗が門で待っていた。
「あ!ヤッホー!大丈夫ー?」
「あぁ、なんとかな。」
光貴はゆっくり私を下ろしてくれた。
「あ、ありがとう///」
「あぁ。」
「?なんで凪ちゃん照れてるの?なにかあったの?」
「ぃ、いや!!なんでも!」
「あー俺の彼女だから触んなって言ったからだろ?」
「えー!そんな事言われたの!?」
「う、うん・・・でも、嘘だからね」
「当たり前だろ」
「う、五月蝿い!」
「ここの学校に入ったら?」
「え!?むりむり!」
「あーそれもいいな。」
「えぇ・・・」
ー続くー
やぁー!今日と土曜日と日曜日で更新が早くなります!!
次回は入学しちゃうかな?((ネタバレww
入学しないかな?ww
入学してほしいデスネー((棒
なんかに似てると思いますwwww
わかる人はわかりますよww
バッシングとかしないでくださいねwww
では、次回の投稿をお楽しみに((今日出すかも
(◎´艸`{ばーい
by.比那名居