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 165年 6月10日 13時頃


「ここが例のダンジョンか?」


 周りが緑に囲まれた場所にトルクたち5人がいた。


「そうみたいね」


 自分の身長よりも長く、鋭い槍を持つ女、エディトが答える。彼女もまたトルクと同じSランクの冒険者だ。


「さっさと行こうぜ」


 自分の身ほどの盾を背に片手で斧を持つAランクの、スキンヘッドの男、ロスラフはじれったいとでも言うように急かす。


「ロスラフ、焦ったって良い事ないですよ?」


 その様子を見て呆れたように、灰色のローブを纏った細身長身の男、フィジオは言う。彼もランクはAだ。


「んなにぉう!」


 また始まったかとでも言うように、エディトが冷たい眼差しを向けている。だが、2人は気づいていない。いや、気づいているかも知れないが、こちらもまたあの目か、と無視しているのかも知れない。


「ま、まあまあ2人とも」


 2人の仲をおさめるのはユーニスの役目となっていた。彼女もまた、Aランクの冒険者である。


「聞いた通りアンデッド種が多いですね。中も慎重に行った方が良さそうですぞ」


 最後に、唯一の非戦闘員、ギルドの記録係レーゲルがこの島に着いてからの情報を改めて見直している。


「しかも情報通り凶暴化しているな。俺たちから離れないように」


「もちろんですとも! ワタシだって死にたくありませんから」


「このままボスも倒しちゃおーぜ」


「だからキサマは阿保と言われるんだ」


「んなにぉう!!」


「ここに来て何回目ですか……はぁ」


「もういくわよ」


「はーい」


 ユーニスもめんどくさくなったようで今回は2人のいがみ合いを無視してダンジョンへと進んだ。


「「あっ待って!」」


 置いて行かれたと気づいた2人は、声をそろえて4人を追いかけて行く。

 ダンジョンに総合評価Sランクのパーティが入っていった。



 ----



 時は過ぎはや数ヶ月。俺たちは東の大陸都市、つまりイース諸島のイスティレという都市に今はいた。ここが今、俺たちの拠点となっているのだ。


 なぜこうなったのか。話すと長くなるが、なるべく短めに言おう。

 ドラゴン討伐から俺たちは話し合った、これからどうするかを。

 そして出た結果が、死なないようになるには強くなるしかないという結論だ。

 言葉にするのは簡単だが実行するのは難しい。でも、俺たちはそれを実行しようとした。

 少し遠くになるが、人があまり来ないダンジョンに行き、数日間キャンプを張り探索したり、依頼にあった討伐系のを多く受けたりして経験を積むことにしたのだ。

 ハンナの本業は学生なので、時々は一緒に依頼をこなしたりするが、ダンジョンに遠征などは一緒には行かなかった。遠征中、家で1人になってしまうので寂しい思いをさせたかも知れない。

 ドラゴン討伐から2ヶ月ほど経った頃、ランクがみんな1つ上がっていた。ドラゴン討伐後、報酬を貰ってから、次にまた行った時、「忘れてたけど、更新してみるか」と聞かれ、みんなしたのだが、その時に上がっていたのは俺とルナだけだった。だが、この時パーティ全員Ⅾランクになったというわけだ。


 それでどうして東の大陸にいるかという話だが、ランクが上がっても同じ生活を続けていたら、ドラゴン討伐から6ヶ月ほどした時、俺とルナのランクがCになっていた。そこで東の大陸に重要依頼があると意ことを聞き、行くことにしたのだ。

 依頼はダンジョンの捜査というものだ。なんでも凶悪な魔物がダンジョンから外に出始めたから魔物を討伐し、何が原因か調べてほしいというものだった。

 この依頼を教えてもらい、久しぶりに旅をしようかという話にまとまり、行くことにした。


 と言う理由で、俺たちはイスティレにいたのだ。今の日付は165年の10月24日。まぁ約1年は経ったという事だな。

 ファンセントからここまでは約4ヶ月かかった。東の大陸までの移動中に依頼が達成されてしまうかも、と思ったがまだ達成されていなかったのは良かった。こっちのギルドの人に話を聞くと、「ダンジョン内がまだ未知数なので少しずつ調べているところです」とのこと。依頼を教えてもらった時、見た紙にも依頼の実行日は12月頃、と書いてあった気がするが、聞くまでは忘れていたのだ。


「イスティレに来てもう10日か」


 ギルドの近くにある宿に俺たちは泊まっていた。


「そうだな」


 夜の今、この場には俺とイーロしかいない。宿を2部屋取っているのだ。ルナとシュリカとリーゼはもう1つの部屋にいると思う。ハンナは学校があるから、寂しいが一緒には来ていない。あの賃貸はハンナに任せてきた。アリナさんに3年分の家賃を置いていったからハンナが卒業するまではいれるだろうし、卒業してからもあの家に住みたいと思えば家賃を稼ぐだけの時間はあると思う。俺たちがその前にこの依頼を終わらせて帰るかもしれないしな。


「……特にやる事ないし寝るか」


「……ああ」


 俺は灯りを消してベッドへと入った。



 ----



「今日のために集まってくれて感謝する! 我は今回の遠征の指揮をする事となったヴィーネである――」


 巨漢の男が港で叫んでいる。何やら彼が今回の大規模依頼のリーダーだそうだ。

 今日、12月の2日に、この依頼は決行となった。それまではいつも通り簡単な依頼やイーロたちと鍛錬をして過ごしていた。

 今、この場には50人……いや100人以上いるかも知れない。これから船に乗って問題の島に行くそうだ。

 ここ東の大陸は、イース諸島と呼ばれていることからわかるように、大陸続きではないのだ。そして今回問題になったのは1つの島だ。ここイスティレから2日ほど船に揺られて着く島らしい。

 その島は無人の島で、だから依頼実行までの期日が長かったのだ。

 島での問題とは何か。それは、普段ダンジョン内にいて地上に出て来ないであろうと言われている魔物が、問題の島の近くで漁をしていた人に目撃されたのが最初、その話を聞き調べにいった人の話だと、魔物の凶暴化とダンジョン内のトラップ増加という話だ。このダンジョン、数回攻略されているが、難易度は中級で、階層も20層らしい。Dランクの6人パーティで攻略はできると知られていた。だが、調べに行ったCランク冒険者は帰って来なかったそうだ。

 それから何回かギルドも依頼をだしダンジョンに人を送るが、ことごとく帰って来ず、大規模招集がかかったというわけなのだ。


「でけぇ船だなぁ」


 まだ巨漢の男が前に立って話をしている中、イーロは呟いた。

 イスティレについた時、俺とルナ以外は海と船というものに驚いていたが、今回の船は漁で使われると思う船の大きさと規模が違う。言葉にすると……そう! フェリーみたいな感じだ。その船が2台もあるのだ、俺だって驚いた。


「今からこれに乗るんだよね? だ、大丈夫かな? 沈まないかな?」


「大丈夫沈まないよ」


 不安がっているシュリカに俺は言う。


「あたしも何回か船見てるけど、どうやって浮いてるんだろうね?」


「あ、それなら読んだことありますよ。確か……浮力が関係していたと思います」


「浮力?」


「はい」


 ルナの疑問にリーゼは答えていた。本物は見たことなくても知識は持っていたようだ。

 そんなこんなで、冒険者の人混みの中、声を張り上げている巨漢の男もといヴィーネとギルドの人であろう人の話を俺たちはほとんど聞いていなかった。



「ふぁー、すごーい! 初めて乗ったぁ!」


 俺たちは船の後方に陣取った。

 ルナははしゃいでいるが、その気持ちはわかる。俺だってこんな大きいのは初めてだ。乗ったことある船といったらスワンボートくらいしかないのだから。

 船は突然汽笛を鳴らし動き始めた。その音に俺含めみんな驚いたのは笑えた。


 船が動き始めると艦内に放送が流れる。


『えー、この艦は我ヴィーネがリーダーを務めるのでよろしく頼む。でだ、島に着くまで2日程かかる。寝る場所は艦内に数部屋あるから、すまんがそこで雑魚寝で頼みたい。他に何かあれば私のとこまで来てくれ、以上だ。少しだが船旅を楽しんでくれ』


「だそうですよ、リーダー?」


 おふざけ口調でイーロは言った。


「……そうだな、特にやる事ないしのんびりしていよう」


「はぁい……」


「探検してきてもいい!?」


 リーゼは返事をし、ルナは聞いてきた。


「別にいいけど他の人に迷惑かけるなよ」


「あーい」


「オレもついてくからだいじょぶだ」


 ルナとイーロは艦内へと歩き出す。

 さて、


「リーゼ大丈夫か? こっちに来て風に当たりな。シュリカちょっと手を貸してくれ」


 顔色が蒼白になりつつあるリーゼの体を、シュリカと共に支えながらゆっくり移動させる。


「気持ち悪いんだろ? 船酔いだな」


「なんで、わかったんでっ……ウプッ」


「あー、無理して喋んなくていいから。顔を外に出して手すりにぐでーっとしてな。あっ、海には落ちないようにな」


 顔だけ動かし返事をするリーゼの背中を、俺は優しくさすっていた。



 ――数時間後、船の外に顔を向け、ぐったりしている人が10人は超えていたのだった。



 ----



「もう……だめです……」


 リーゼから弱気な声が漏れる。


「大丈夫、もうすぐだ!」


「そうだよ、あとちょっとよ」


「……つらそうだな」


「あたしもなんともできないかな……」


 2日目、リーゼは甲板で横になっていた。

 昨日の夜、寝ようと艦内に入ったのだが、リーゼの表情はその時から死んでいた。更に、足元もおぼつかなくなっていた。この状態で他の人もいるのに部屋で寝るのは危ないと考えた俺は、用意されていた毛布だけ借りて最初にいた船の後方に戻っていたのだ。3人には部屋で寝ても良いぞと言ったのだが、みんな一緒に来ると戻って来た。その間、リーゼを俺がお姫様抱っこで運んでいたのだが、終始唸っていたリーゼは、抱っこされていること自体気付いていないのかも知れない。

 仰向けになったリーゼの面倒を見ていると、いつの間にかに俺は眠りについていたらしい。

 そんなこんなで日は過ぎたのだ。

 俺が起きると、シュリカがリーゼの面倒を見てくれていた。

 それから1時間もせずルナ、イーロも目覚める。

 で、先程の状態になっていたのだ。


「もうすぐっ……て、どのくらい、です、か……?」


「昼頃には着くんじゃないか?」


「……あと、2時間、ですね」


 自分で時間を見たのだろう。確かに、今の時間は10時だが12時丁度とは言ってないぞ。昼頃、なのだが。よほど辛いのだろう。俺も車では酔う事はあるが、船だとここまできついものなのだろうか?


「が、頑張り……うぅぅっ」


「だっ、大丈夫か!?」


「はぃ」



 2時間後


「もう、着きますか……?」


 唐突にリーゼがそう口を開いた。

 船の脇になら島はあるのだが、船が進む方を見てもまだ青い海しか見えない。


「……あと1時間位かな?」


 更に1時間後


「つ、着きそう、ですか……?」


「う~ん、もう少しだと思うよ?」


 更に更に1時間後


「つき、まし、た、……か?」


「お、おかしいな、もう着いても良い頃だと思うんだけどなー、ははは」


 リーゼにとっては笑い事じゃないよな、と思いながらも出てしまう苦笑い。


 結果、目的の島についたのはそれから2時間後の16時台だった。



「うぅ~、地面~、もう離しませんよぉ~」


 上陸した島で、即腰を落とし地面に抱きつくようにリーゼは倒れ込んだ。


「リーゼちゃん、砂付いちゃうよ」


「構いません! 今はここから動きたくないんですっ」


 船を降りると砂浜があり、すぐそこには木々が生い茂っている森が見えていた。


「今日はここで野宿だ! 船の中でも外でもいいが、勝手に行かないでくれ」


 ヴィーネさんが言った。

 彼は甲板から声を張り上げている。それを聞いたからかもう一隻の船の方でも似たようなことを言っている人がいた。その人があっちの船のリーダー役をやっていたのだろう。

 碇を下ろし船が流されないように固定しているのを見ながら、そんな事を考えていた。



 ----



 言わずもがな、俺たちは砂浜で一夜を過ごした。

 今回は支給された布団は使わず、いつも持ち歩いている寝袋に包まって眠った。砂浜で寝ようと考えている人たちが所々で焚き火をしていたせいか、動物や魔物も現れず静かに寝ることができた。


「これからダンジョンに向かう。班分けはさっき話した通りだ、大体3、4パーティで1チーム、人数13から18人だ。同じ番号の紙を持ってる者同士で集まってくれ。番号は全部で7までだ」


 そう言うのはヴィーネさんだ。

 先程俺が渡された紙に書いてある番号は6番だ。という事はパーティナンバー6という事か? なんかかっこいいな、ナンバリングされると。

 のんきにそう思っていると、至る所から番号を呼ぶ声が聞こえる。


「俺たちは6だ、俺が叫んでるからどこかで6番を呼ぶ声が聞こえたら教えてくれ」


 近くにいるシュリカたちにそう伝えるとルナが早速、「あっちから聞こえたよ」と教えてくれた。

 流石は猫耳だ。……関係あるかはわからないが。

 色々な声が飛び交う中良く聞き取れたと思うぞ。

 ルナの案内で近づいて行くと、俺と同じほどの身長の、特に特徴もない青年が呼んでいたのだ。


「お? 君たち6番か?」


 目が合うとそう問いかけられた。


「はい、そうです。貴方たちも6番ですよね? よろしくお願いします」


「おお、よろしく、ぼくたちは全員で4人だ」


 青年はそう言うと、後ろの人たちを紹介するように手を動かした。

 後ろにはニット帽のような帽子をかぶった長身の女性が2人と、ルナほどの身長の女性が1人という編成だ。

 ……なんというハーレム……。

 長身の2人は綺麗で、小さい子は可愛らしい。小さいといっても冒険者なのだから15は超えているはずだ。ルナがいなかったら俺も疑ってしまうだろうな。

 そう考えていると小さい子に睨まれた。

 背筋がビクッとなる視線に、俺は目を見開くと彼女は薄く笑っていた。


「あと1パーティーか」


 青年はこっちで何が起きているか気づかずに再び番号を叫んでいる。

 俺のパーティの人たちは何をやっているのかと見ると、シュリカは俺と目線が合いすぐに、ぷいっと顔を背けられた。

 ……あれ? 何で?

 シュリカに近づきながらイーロを見る。まぁ4人とも同じ所にいるから全員視界には入っているんだけどな。

 イーロは、ルナとリーゼに、「このやり方は失敗だと思うんだが……」と話しかけているのが聞こえた。


「ですよね、人がごちゃごちゃし過ぎですよ」


「ねー、やだねー」


 リーゼとルナも嫌そうな顔をしている。確かに砂浜に100人近い人数が密集しているのだ、番号の数が少なくても嫌にもなるな。でもそれより今は、


「シュリカさん? どうして顔を逸らすのですか?」


 そう尋ねると、シュリカは今向いている方とは反対方向にぷいっと向いてしまう。


「頬を膨らませて可愛いじゃないか……」


「――!!?」


 あれ? 今思った事を口に出しちゃったか!?

 シュリカの反応を見て俺はそう考えた。


「か、可愛いなんて誰にでも言ってるんでしょ」


 ツンとした態度のままシュリカは言う。その言葉を聞き俺はどうしてシュリカがこんな態度を取っているのか見当がついた。

 嫉妬か! あっちの人を見てたから嫉妬しているのか!?

 ……可愛いなぁ。

 頬を赤くしながらも、依然として俺の方を向いてくれないシュリカに対してそう思った。


「はぁ~」


「うん?」


「いや何でもないぞ」


「……ん?」


「ふふふっ」


「……?」


 イーロにため息をつかれたと思ったら何でもないと言われたぞ? それにリーゼは笑っているし。ルナは何の事かわかっていないようで首を傾げている。仲間だな、うん。


「あのー、全メンバー揃ったみたいです」


 そんな時、特徴のない男にそう言われた。


「ふふっ。ほら、コウくん行かなきゃ」


 シュリカが笑顔を向けて俺に言ってくる。あれ? 怒ってたんじゃないのか? もう機嫌直してくれたのか? ……女心はわからない。まぁ許してくれたのだろう。そう思うことにした。

 呼ばれた方に行くと、今度はいかにも冒険者と思える筋肉質な男が増えていた。頬に一線、傷跡まで残っている。


「こちらも6番のパーティで……あっ、自己紹介がまだだったね、ぼくはライノって言うんだ、よろしく」


「俺はコウ、よろしくお願いします」


「俺さんはリュフトって言う。よろしく頼むぞ」


 周りを見ると、徐々にだが人だまりができている。俺たちみたくパーティ同士がくっついているのだろう。

 俺たちは、それからパーティメンバーをそれぞれ紹介した。

 ライノのいるパーティはさっきも見た通り4人パーティだ。聞くと、ライノと背の低いフスラヴァという名の娘が前衛で、残り長身の2人が後衛だそうだ。リュフトさんの方は男5人女1人という編成のパーティで、リュフトさん含め男4人が前衛、残った男と女が後衛だ。

 俺も自分たちのパーティ戦術の説明をした。

 ちなみに、イーロはパーティには属していないがギルドで聞いたところ、「人数は多い方が良いし、手練れなら歓迎だ」と言われ、俺のパーティメンバーという形になっている。用はいつもと同じってことだ。

 パーティ紹介を終えリーダー同士で話し合っていると、ヴィーネさんの声が響き渡った。船の放送を使っているのだろう。


『皆、そろそろ準備は整っただろうか? あと30分後に出発する。1、2番隊から進行して行くのでよろしく頼む』


 そこで放送は切れた。

 ……という事は、俺たちが動くのは最後の方か。

 周りを見ると6番隊メンバーは俺たちリーダーを除いて他パーティと話していない。他のチームがどうかはわからないが、みんな内輪で話していた。他のところに話しかけにくい状態なのはわかる、俺も話しかけに行きたくないもの。

 というわけで、連帯に関して幸先不安を感じていた。



閲覧ありがとうございます!


話を早く進めようとしたらダイジェスト気味になってしまいました……。

この章シリアス展開になる予定です。

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