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第九話

ここは天国か!?


目の前の鬼と豚を屠りながら考える。


虫地獄を乗り越えた?

いや……通り過ぎただけか。

いや乗り越えた!

そんな俺相手に鬼豚が務まるとでも?

鬼だけじゃ無理だろうから豚も連れて来た?

ふふふ。

甘いっ!

甘過ぎるわ鬼豚地獄。

全く話にならん。

まとめてかかって来いや!!


おっ?

良く見りゃ違う色の鬼がいる。

お前は青鬼でっ!

お前は緑鬼だっ!!

なんかスゲー太った豚もいる。

お前は……デ豚だっ!!


色々な鬼豚を屠りながら階段探しを続ける。洞窟は基本一本道となっており、たまに別れ道があっても直ぐに行き止まりになっていて迷う事はほぼ無い。階段探しはそこまで難しいものでは無かった。


また別れ道か……。

次は右っ!


おぉっ。

なんか広いとこに来たな。

そしてあの真ん中にあるのは何だ?


木箱。

宝箱?


マンガとかゲームで良く見る形の箱。いわゆる宝箱ってヤツが広場の真ん中にドンッと置いてある。


地獄に宝箱?

んな訳ねーか。

じゃあ何だ?


まぁ、開けてみりゃ分かるか。


いやっ!!

待て待て待て。

良く考え無くても地獄に宝箱はおかしい。


コレ罠じゃね?


いやーそうだ。

きっとそうだ。

気づいて良かった。


地獄に宝がある訳無いわ。

危ない危ない。


危ないのか?


罠ってどんなだ?

正直罠でも関係無い?

今更何かあっても問題無い気がする。


良しっ!

開けて見るか。

やっぱ気になるよな。


近くで見るとマンガで良く見るヤツだ。

思ったより大きいな。

さてさて、気になる中身を確認しますか。

鍵は……付いてないと。

何か飛び出して来るような物は……なし。


こっ…これはっ!

鬼が持ってる木の棒!

って、いらんわっ!

何だよこれ。

鬼の道具箱か?


木の棒を手に取り投げ捨てた。


んっ!?


周りを見ると、全方向から鬼と豚が迫って来ている。


なるほど。

鬼豚がいっぱい湧く罠ってワケ?

まとめてかかって来いって言ったから?

まぁいいや。

まとめて来ても同じって事を教えてやろう。


かかって来いやっ!



⭐︎⭐︎⭐︎



やっと終わったよ。

次から次へとどっから湧いてんだ?

まとめて百匹くらい狩ったかな?

全く相手にならないけど面倒だったな。


槍の問題か。

近くまで来られると不利なんだよな。

今回みたいに多いと特に感じた。

何度か豚の肉圧に弾かれたんだよな。

もっと早く、もっと回転つけて……。


つか、一対集団ってのがおかしい!

イジメか。

まぁ、地獄だしな。

そんな試練的なヤツか。


まぁいいや。

色々考えてもしゃーない。

階段探そ。


暫く進むと降りる階段を見つけた。



-------------------

名前:山田太郎(45)

種別:スケルトン

職業:ー

レベル:9

スキルポイント:9

固有スキル:粉骨砕身

スキル:槍術

    忍び足

    体力強化

装備:異界の槍

   異界の具足


名前:ー

種別:ホブゴブリン

職業:ー

レベル:8

スキルポイント:8

固有スキル:ー

スキル:ー

装備:棍棒


名前:ー

種別:ハイオーク

職業:ー

レベル:10

スキルポイント:10

固有スキル:ー

スキル:ー

装備:棍棒


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