第十一話
さて、次は階段探しか。
これが結構面倒なんだよな。
狼は……いない。
鬼豚虫もいないな。
何も無いならゆっくり探せそう。
まぁ注意はしとくか。
しかし相変わらず眠くない。
腹も減らん。
地獄に来て結構経つと思うけど。
鬼地獄で半日。
豚で半日。
虫で一日。
鬼豚で半日。
狼で半日。
って所か?
まだ三日?
実際何日経過したのか分からない。この地獄に終わりがあるのか、下に行けば終わるのか、行っても何も無いかもしれない。
まぁいいか。
色々考えてもしゃーない。
切り替えて階段探し階段探し!
結局それしか無い。
で、あそこにある宝箱のような物は何かな?
ってまたかよ!!
また要らんもの見つけたよっ!!
まぁ開けるけどさ。
さてさて何がでるか。
木の棒。
なんでやねんっ!!
これは鬼の道具箱で確定か?
で、これ取ると出てくんだろ?
木の棒を手に取り投げ捨てた。それと同時に周囲に気配が立ち込める。
やっぱ出てきた……んっ!?
って、あれ虫じゃねーかっ!!
鬼豚じゃねーのかよっ!!
ちょっ、早く隠れよ。
⭐︎⭐︎⭐︎
クソッ!!
まんまと嵌められた。
鬼豚出て来ると思ったら……。
結構出てきたな。
見たとこカマキリは……いないぽい。
蜂と……デカいダンゴムシ?
アルマジロ?
いや、足がいっぱいあるから虫か。
気持ち悪っ。
後は……見えるのはそれだけか。
良しっ!
蜂に最大限の注意をしつつ階段探そ。
しかし見れば見る程グロいな。
小さくても嫌なのにデカいと余計グロい。
あー嫌だ嫌だ。
とにかくゆっくりこっそりバレないように。
抜き足差し足忍びあっ…!?
足が動かねぇ。
なんだこれ?
いっ……糸?
糸に引っかかった?
マジか。
蜘蛛の巣だコレ。
虫ばっか気にして見えて無かったな。
つか、人が掛かる巣ってヤバくね?
糸全然取れねーし。
スゲー伸びる。
ヤバっ。
早く取らねーと主が来るよ。
人が掛かる巣の主とか絶対ヤバイだろ。
あ゛ーーっ!!
全然取れんっ!!
そうかっ!
切りゃ良いんだ。
槍で切ろうとすると槍が付いて取れなくなった。
…………おいおい。
スゲー糸だなこれ。
どうすりゃ取れるんだ?
あ゛ーーーーっ!!
主来た。
デカ過ぎなんですけど。
俺よりデカくないか!?
どこに隠れてた?
なんで目がいっぱいあんだよ気持ち悪っ。
こっち見んなっ!!
こっち来るなっ!!
いっ、いや……来ないで下さいいいぃぃぃ。
ホントマジで気持ち悪いんでお願いします。
あれ?
暫くこっち見てどっか行ったぞ?
助かった?
いや、注意しとこう。
今のうちに糸を取りたいけど……。
蜘蛛の主を見た時にビビってバランス崩し、糸に盛大にダイブして全身糸まみれ状態になっている。
これどうやって取るの?
あっ……蜂来た。
この状況ヤバくない?
いや、むしろ蜂がどうにかしてくれる!?
俺を掴んで持ち帰る!
これだっ!
糸から離れたところで暴れて逃げる。
これしか無い。
良し良し。
いい感じにこっち見てるな。
そうっ!
そのままこっち来いっ!
そして掴んで……。
あ゛ーーーーーーっ!!
蜂も巣に引っかかったよ。
バカなの?
見りゃ分かるじゃん。
そっちから来たら羽当たるの分かるじゃん。
蜂バカなの?
あっ……主来た。
糸吐いてぐるぐる巻きにしてるね。
そして持ち帰ると。
そして俺は変わらず放置すると。
なるほど。
俺は虫を呼び寄せる為の餌ですね?
蜘蛛頭良いな!
って感心してる場合ちゃうわっ!
なんだよ餌の餌て。
まぁ、直ぐ喰われる事無さそうだけどさ。
餌の餌て……。
ふふふ。
まぁいいか。
直ぐ喰わなかった事を後悔させてやるよ。
それまで蜂喰って待っとけや蜘蛛地獄!!
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名前:山田太郎(45)
種別:スケルトン
職業:ー
レベル:11
スキルポイント:11
固有スキル:粉骨砕身
スキル:槍術2
忍び足
筋力強化
体力強化
装備:異界の槍
異界の具足
名前:ー
種別:スカベンジャーR
職業:
レベル:3
スキルポイント:3
固有スキル:丸まる
スキル:
装備:ー
名前:ー
種別:キラースパイダー
職業:ー
レベル:11
スキルポイント:11
固有スキル:魔糸
スキル:
装備:ー




