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あやかしの薬屋へようこそ  作者: 相楽未音
第四章 薫衣草とカミツレ(ラベンダーとカモミール)
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療養中 1

大変お待たせしました。

湯浴み終えると母様が雑炊を持ってきてくれた。


「桜花ちゃん。滋養のある物を入れた雑炊を持ってきてわ。ちゃんと食べてゆっくり休みなさい。」


「はい母様。」


アマドコロと卵の雑炊だ。

アマドコロには滋養強壮がある。倒れた私には丁度良い食材だ。


「桜花ちゃん、湯浴みして少しはスッキリした?」


「はい。私は周りに助けて貰ってばかりなのを改めて感じました…」


「助けて貰って当たり前と考えなければいいのよ。いつかその恩を返せるように成長すればいいだけなのよ。焦ることは無いわ。」


「はい…」


「私も今修行中なのよ。でも倒れない程度に頑張ってるわ。頑張るってそういう事なのよ。」


「母様も修行中なのですか?」


「ふふ。探究心ある限り何時でも修行が出来るわよ。私でも知らないことだらけですもの。」


クスクスと笑いながら話す母様。母様でも知らない事があるのに驚いた。


「母様でも知らないことがあるのですか?」


「私にだって知らないことはいっぱいありますよ。知らないことや、分からないことは鋼牙さんやお義父様に聞きますわ。」


「そうなのですね…」


「だから、桜花ちゃんも無理をする前に聞けばよかったのよ。ただ勉強していても本当に身に付くかは分からないでしょ?」


「確かに…分からない事はあります。」


「そういう時に聞くのよ。分からないままにしておくのが1番悪いわ。」


「はい…」


耳が痛い…座学で分からないことがあっても今まで聞いてこなかったのだ…


「私に足りなかったものは勉学だけじゃなかったんですね…」


「分かってもらえて嬉しいわ。分かったのならしっかりご飯を食べてしっかり休みなさい。」


「はい母様。」


アマドコロの雑炊を食べながら、自分に足りなかった事を母様と確認した。

読んでくださってありがとうございます。

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