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あやかしの薬屋へようこそ  作者: 相楽未音
第四章 薫衣草とカミツレ(ラベンダーとカモミール)
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御祖父様の講義

母様に連れられて御祖父様の部屋に向かう。


「お義父様、桜花を連れて参りました。」


「うむ。入れ。」


入室の許可を得て御祖父様の部屋に入る。


「御祖父様、今日はよろしくお願いします。」


先程母様に教わった礼儀作法で挨拶をする。


「礼儀作法も身に付いたようだの。これなら座学を始めても大丈夫じゃろ。」


「ありがとうございます。」


「さて桃花よ。ここまで案内ありがとう。終わり次第呼ぶ故。」


「畏まりましたわ。私は柊真の様子を見て参ります。」


そう言って母様は退室した。


「桜花よ。昨日渡した書物は何処まで読んだかい?」


「里の始まりまでは読みました。」


「ならばその先に進むとしようか。」


こうして御祖父様の座学が始まった。

昨日予習した事の復習と歴史の事、薬師の事、調香師の事など多岐に渡り教えてもらった。


「調香師に関しては今はこの位で良いじゃろ。」


「はい御祖父様。」


「桜花は外で生きてきたから里の成り立ちとか面白かったか?」


「はい。とても面白かったです。」


「それは良かった。里のものは学び舎に行きたがらない者もおるのに。今日はこの位にして休憩にしようか。」


そういうと御祖父様が呼び鈴を鳴らして侍女を呼ぶ。


「お茶と茶菓子を持って来てくれ。」


「承りました。すぐにお持ちします。」


こうして御祖父様と休憩の時間を楽しんだ。


「この後は柊真のところに行くのかい?」


「はい。入浴剤を渡しそびれたので。」


「儂もあの入浴剤を試したが、気持ち良かったの、まだあるなら儂にも分けてくれぬか?」


「はい。いっぱい持ってきたのでまだまだあります。」


「夕餉の時に持ってきておくれ。」


「はい御祖父様。」


こうして今日の講義は終わった。

この後は書庫に行って、調べ物の続きをしよう。そう決めて書庫に向かうのであった。

読んでくださってありがとうございます。

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