表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あやかしの薬屋へようこそ  作者: 相楽未音
第四章 薫衣草とカミツレ(ラベンダーとカモミール)
65/87

御祖父様にお願いします。

父様に柊真様を任せて、母様と共に御祖父様の元に。


「御祖父様、桜花です。入ってもよろしいでしょうか?」


「大丈夫じゃよ。」


御祖父様の許可を得て部屋に入る。

御祖父様は文を読んでいたところだったようだ。


「大事な文ではないのですか?」


「急ぎの文では無いから大丈夫じゃよ。」


御祖父様はそう言って文を片づける。


「柊真の様子はどうだった?」


「話せないだけで言葉は理解しているのが分かりました。心の傷は時間が掛かるかと思いますが、負担を減らす方法を探してみようと思ってます。そこで御祖父様にお願いがあります。」


「なんだい?言ってみなさい。」


「この屋敷の書庫を読み漁りたいです。ここには南蛮渡来の物の書物もあると聞いてます。そこに何かあるかもと思ったのです。」


「それは柊真の為かい?」


「はい。後は私の為でもあります。薬の知識が増える事は悪い事ばかりでは無いですから。」


「ふぉっふぉっふぉ。桜花は根っからの薬師じゃのぉ。薬の知識は善もあれば悪もあるのを理解している言葉じゃの。」


「母様にしっかり教わりました。毒にも薬もなると。」


薬師になる前に母様に教わったことだ。

争いに使われる事もある事。それ故に狙われることもあることを。それでも私は薬師になった。母様の作った薬で笑顔になる姿を見てきたから。


「宜しい。書庫の利用を許可しよう。一族の者しか立ち入れない様にしてあるから思う存分調べるといい。」


「ありがとうございます。」


「桃花よ。案内してあげなさい。」


「はい。お義父様。桜花行きましょう。」


「はい。御祖父様ありがとうございます。失礼致します。」


こうして御祖父様に書庫の利用を許可してもらった。これから知らない事を調べられる事に胸を踊らせていた。



読んでくださってありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ