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あやかしの薬屋へようこそ  作者: 相楽未音
第一章 はじまり
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新しい髪結い紐

読んでくださってありがとうございます(_ _*)

家に着き、荷解きを終えると鏡台の前に座る。

新しく買った髪結い紐で髪を結う為だ。


銀髪に藍色の紐はよく映えた。

仕事用には藍色の紐を。

休みの日は桜染めの紐を使おうとウキウキしながら考える。


今日は日が高いうちに帰ってきたので、この間から天日干ししているヨモギを薬棚に保管する。

使う時までは暫くここで保管しておく。


たんぽぽの根はまだまだ感想が必要だ。

後、10日位は様子見をする。


「毎度~米屋です。」


家の入り口から声がする。昼間頼んでいた米が届いたのだ。


「はい、ただいま行きます。」

私は保管室から慌てて入り口に向かう。


「注文の米をお届けに来ました。マイドありがとうございます!」

「こちらこそありがとうございます。」


軽く話して米屋さんは帰って行った。

米は土間まで運んでくれたので、本当にありがたい。


「朝炊いたご飯があるけどおかずが無いなぁ…」

今日は色々と購入したので節約したいが、魚が食べたい気分だ。

薬草園の更に奥に父が趣味で作ってる生簀(いけす)がある。

あまり数を減らさないようにとここ暫くは捕る事はしてなかったが、背に腹はかえられぬ。

ということで、奥に進み生簀まで歩いていく。

趣味の域を超えている生簀で少し大きめの川魚を網ですくい上げる。

小さすぎるのは捕らない。食べたい時に困るからだ。

これで今日の夕餉のおかずは確保出来た。

後は朝採取したウワバミソウの根を叩いてウワバミトロロを作れば良いだろう。


(かまど)に火をおこして囲炉裏の炭に火をつける。

魚は下処理をして串を刺して囲炉裏の火で焼く。

味噌汁には菜の花を入れた。


竈の火を消して魚が焼けるのを待つ。

この何気ない時間がすごく好きだ。


程よく焼けた魚。ご飯によく合う。

ウワバミトロロも美味しい。

生簀を作ってくれた父に感謝しながら夕餉を楽しんだ。


夕餉の後片付けをして、今日の帳簿をつけていく。

今日は色々と出費が多かったが、赤字にはなってない。

薬草園のおかげで材料費がタダなのが救いだ。

軟膏とかに必要なものは流石に購入しているが、薬草自体が高価な時もある。

これは先祖と両親に感謝しかない。


そろそろ両親から何らかしらの連絡があってもいいのだが…

今はどの辺を旅しているのかと思いながら眠りについた。

桜花ちゃんの性格は父親譲りです。

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