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あやかしの薬屋へようこそ  作者: 相楽未音
第三章 蓮と睡蓮
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夕餉と睡蓮の入浴剤。

今日の夕餉は冷や汁だった。

私の好物だ。


「母様の作る冷汁美味しいです。」


「それは良かったわ。おかわりはいっぱいあるからいっぱい食べてね。」


「はい!」


お腹いっぱい食べて湯殿の準備をする。


「母様。今日は睡蓮の入浴剤を用意しておきました。」


「睡蓮の入浴剤?楽しみだわ。」


「睡蓮も香りに癒される効果があるので楽しんでください。」


「ありがとう桜花ちゃん。楽しんでくるわ。」


母様はそう言って湯殿に向かった。


「桜花ちゃんは無意識に癒しの香りを選ぶだなんて…里の出来事は話してないんのに…」


桃花は桜花に里の出来事を話していなかった。

狐族の里の西にある集落が何者かに襲撃されて土砂崩れが起きた事。鋼牙の師匠が犠牲になった事。助けに行った哉牙(さいが)が怪我をして寝込んでいる事。これらはまだ幼い桜花には話せない事だと鋼牙と桃花は判断して話してはいなかった。

睡蓮が湯に溶けて香りを放つ。


「桜花ちゃんは睡蓮をこんな風に使う事を思いつくなんて流石ね…湯船がある家に売れば儲かるだろうけど、まだ早いわね…」


桃花はそんな事を呟きながら湯を楽しんだ。

読んでくださってありがとうございます。

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