水羊羹を届けに
次の日、水羊羹が完成したので、抄伽さんに届けに行く。
「抄伽ちゃん。この間は桜花ちゃんがお世話になったみたいで。お礼の水羊羹を持ってきたわ。」
「桃花さん~お久しぶりです~水羊羹嬉しいわ~」
「抄伽さんこんにちは。この間はありがとうございます。」
「いいのよ~桜花ちゃんの為になったのなら嬉しいわ~」
「後、蜜蝋をください。」
「また練り香水を作ってるの~?」
「はい。蓮の花の練り香水に挑戦中なんです。」
「ちょっと待っててね~」
抄伽さんはそういうとお店の奥に入っていった。
「お待たせ~蜜蝋よ~今日は水羊羹いっぱい貰ったから2銭で良いわ~」
「ありがとうございます!」
「桜花ちゃん~お店の中が気になるなら見ても良いわよ~」
「本当ですか?ありがとうございます!」
抄伽さんに許可を貰ってお店の中を見て回る。ガラスの容器には色々な蜂蜜が入ってる。
「抄伽さん。桜花ちゃんに助言を頼んだのは鋼牙さんよね?」
「桃花さんにはバレましたか~」
「だって抄伽ちゃんがあの助言が出来るわけ無いもの。」
「バレバレね~それにしても桃花さんといる時の桜花ちゃんは子どもらしいわね~」
「いつも寂しい思いをさせてるから、甘えさせてあげたいのよ。」
「旅はまだ続けるの~?」
「私の方は用事も終わったからこちらに残るわ。鋼牙さんは旅を続けると思うわ。」
「そうなのね~これからは桜花ちゃん寂しくなくなるわね~」
「ええ。薬師として今以上に鍛え上げるわ。」
「それは楽しみだわ~」
2人がこんな会話をしているのを知らずに私は店を見て回る。
蜂蜜にも色々種類があるんだな。薬に使えないかなと考えていた。
―――――――その頃の鋼牙さん―――――
「こりゃ酷い…」
「ええ。自然に起きた土砂崩れでは無いのは確かです。」
「桃花さんの妖力丸があっても直ぐに復旧は出来ないね…文を出しておかないと」
読んでくださってありがとうございます。




