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あやかしの薬屋へようこそ  作者: 相楽未音
第一章 はじまり
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夕餉前から寝るまでのひと時

読んでくださってありがとうございます。

日が落ちる前に家に着いた。


朝、天日干しした物を夜露に濡らさない為に納屋に1度しまう。


その後裏山の薬草園に行き、菜の花を摘んでくる。これは私の夕餉になる。

朝採取したタンポポも残っていたので、こちらは片栗粉をまぶして油で揚げる。


山から直接水をひいてきているので、湯浴みの準備もしてしまおう。


やる事を考えながら、夕餉の支度をしてしまう。

「狐火」


(かまど)に狐火を使って火をつける。

こういう時妖力は便利だ。


油鍋を温めてタンポポの揚げ物を作る。

菜の花は湯がいておひたしと味噌汁に。


1人分なので簡単にすませる。


夕餉が終わったら明日の準備をする。

ヨモギと葛を薬研(やげん)に入れて混ぜ合わせる。

混ぜ合わせる時に妖力を注いで薬効を高めることも忘れない。


少し多めに作っておけば2日くらいは持つだろう。


湯殿に行き、湯浴みをする。

自家製石鹸で身体を清める。


馬の脂身を分けてくれたお客さんに感謝だわ。

石鹸は買うと高いんだよね。


湯浴みを済ませて髪の毛を手拭いで拭く。

湯浴み後の水分補給に桜茶をいれる。


桜茶は売るほど作ってないので自宅で消費している。

ふと、自分の髪を触ってみる。


「髪の毛伸びたな。」


あいにくこの家には髪結紐は無い。

手拭いで髪を縛り、明日は小間物屋に行って髪結紐を買ってこよう。


そう決めて、寝る事にした。

桜花ちゃんは基本的に袴で生活しています。

理由は楽だからです。

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