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あやかしの薬屋へようこそ  作者: 相楽未音
第三章 蓮と睡蓮
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夕餉の支度と伝書鳥

(かまど)に火を起こし、お湯と沸かし、味噌汁を温め直す。

竈の火で炭をおこして囲炉裏で鯵を焼いていく。

お湯が沸いたら桶に移して軽く身体を拭く。

味噌汁が温まったら火から下ろして器に盛る。

鯵が焼けるまで時間がかかるのでその間に湯殿の準備をする。


我が家の湯殿は銭湯を小さくした感じで湧き水を利用して浴槽に溜めていて、薪で沸かす。

代々風呂好きなのでこうなったようだ。


薪に火をつけて後は沸くのを待つばかり。


湯殿の準備をしていたら、鯵が丁度良い感じに焼けた。

夕餉の時間だ。


串焼きにした鯵を頬張る。

鯵の旨味たっぷりで美味しい。

そしてご飯。味噌汁と堪能する。

今日の夕餉は美味しい。


夕餉を食べ終えて食器を洗ったら、湯殿に向かう。


湯加減も丁度良い。

手作りの石鹸で全身を洗い、湯船に浸かる。


最高のひと時だ。


朝に入る湯も好きだが、夜に入ると疲れがよく取れる。


湯を堪能して湯殿を後にする。


今日の帳簿をつけようと寝室の文机を見ると伝書鳥がいた。


伝書鳥は伝言蝶よりも長い文を送る時に使う妖術だ。

差出人は父様だ。


『桜花、そちらは元気にやっておりますか?こちらは今、あやかしの里を旅してます。鶯亭の旦那さんから初めての依頼を成功させたと聞きました。桜花は調香師としての腕も良いようですね。その町に今、あやかしの調香師は居ない。そこで桜花には薬師だけではなく、調香師としての仕事も出来るようになって欲しいと父は考えてます。一月後に1度帰る予定なので、その時話しましょう。それまで息災で。父より』



まさかの父様からの提案の手紙だった。

今まで薬師として仕事をしてきたが、調香師も目指してはと言われたのは初めてだ。

手紙を読んだ私は戸惑いを隠せなかった。


読んでくださってありがとうございます。


父様は爆弾を投下するのが好きです

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