お洗濯です。
桜花ちゃんの日常回です。
まだ夜明け前に起き出して、朝餉の準備をする。
竈に火をおこして米を炊く。
煮干しで出汁をとった味噌汁を作り、出汁をとるのに使った煮干しで佃煮を作る。
胡瓜のぬか漬けを添えたら朝餉の完成だ。
「いただきます。」
今日の味噌汁の具はイノコズチという薬草の若葉を使った。
佃煮も美味しくできた。
朝餉を食べたら片付けて、蓮の葉とツユクサを天日干しに出す。
まだ、ちゃんと乾燥しきっていないからだ。
天日干しするのもを全て出したら、洗濯の時間だ。
桶に水を汲み、洗濯板とムクロジを入れた袋、洗濯物を用意する。
ムクロジを水の中に入れて泡立てて1枚ずつ丁寧に洗っていく。
泡が出なくなるまで水洗いして、絞って水気を取る。
桶に洗濯物を入れて庭に回り、洗濯物を干す。
全部干し終わると気持ちいい風がふいてきた。
これなら昼頃には乾いているだろう。
着物を整えて薬草園に向かう。
薬草を採るのではなく、野菜や山菜を採るためだ。
「セリと胡瓜。後は馬鈴薯も採っておこう。」
背負い籠に馬鈴薯、胡瓜、セリの順番で入れていく。
馬鈴薯は蔵で保存しておけば大丈夫だ。
胡瓜とセリは井戸で水洗いしておく。
胡瓜はぬか漬けに。セリは明日の朝使う。
野良仕事をしたので汗だくだ。
湯殿の準備をする程ではないので、釜で湯を沸かし、手ぬぐいで体を拭く。その後着物を着替えて天日干ししている薬草の様子を見る。
明日もう1日干せば薬として使えるだろう。
洗濯物を畳んで、今日の予定は終了だ。
なんだかんだやっていたら一日があっという間に過ぎてしまった。
洗濯物は溜め込まないようにしようと決めた。そんな1日だった。
読んでくださってありがとうございます。




